こんばんはニコニコ

祖母が亡くなったという
土曜日の記事に
いいねやコメントを
くださった皆様、


ありがとうございましたおねがい


コメントのお返事が
できていないことを
お詫び申し上げます。


クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー


なかなか眠れずに…
おばあちゃんのことを
思い出しています。


記憶が新しいうちに、
おばあちゃんの最期と、
そのときの私の気持ちも含めて
ここに書き記したいと思います。




3月15日夜7時。

面会に行ったとき、


両手は、抑制ベルト。
そして、
つなぎ服(抑制着)を
着せられて。

でも、わりとぐっすり
眠っていました。

肘から指先にかけての
浮腫がきつくなってるなぁ…


意識レベルが下がってるのか、
それとも、
眠っているだけなのか、
判断がつかず、帰宅しました。



でも心の中で、

『こんな状態で、
抑制ベルト、要る?』
と、思っていました。


夜間帯だから、スタッフが
手薄で、万が一あったとき
すぐに発見できなくなるし、
事故の防止のために
しかたないのかなと
諦めていました。

少し後悔しています…



3月17日、
午前11時30分頃、
仕事中だった私のもとに、

祖母が危篤。

との連絡が入りました。


上司に伝え、
すぐに着替えて
自転車で病院へ。


近くてよかった…と、
思いながら走っていました。


連絡から、
20分後には、祖母の
病室に到着できました。


部屋に入ると、私の母が
すでに駆け付けていて、
涙目でした…


そのあと、
叔母も叔父も来ました。



ベッドに横たわるおばあちゃん。


「おばあちゃん、
おばあちゃん。」

と呼び掛けますが、
もう意識はありません。

呼び掛けながらも
心のどこかで

もう意識戻らんな。
とも思っていました…




酸素吸入のためのチューブ。
それと点滴(末梢ルート)も
つながっていました。
さすがに、もう
抑制ベルトはなかったです。




看護師として、
老健で勤務している私は

たぶん一般の方よりも
人の臨終、とくに
高齢者の臨終は
多く目の当たりにしています。


老衰という状態で、
最期を迎える方も、
何人も見送ってきました。


その経験から、
おばあちゃんの姿を見たとき

冷たい人間と思われるかも
しれませんが、



『あ、もう長くないな…』

と、感じました。



病棟師長さんが来て、

血圧が測れない。
だから、点滴のスピードを
上げて少しでも血圧を
上げるための処置をしている。


サーチ(血中酸素飽和度)も
下がってきて、
酸素吸入していること。

を説明してくれました。




御礼を言い、
また部屋に戻り。


叔母と、母に


もうたぶん、
長くないと思う…

こんな
つなぎ服のまま
最期迎えさせるの、
私はいややし、
着替えさせるね。

できれば、
この点滴も酸素も
はずしてあげたい。



家族は、

「そうやな。自然な形で
最期、逝かせてあげたい」
と、納得してくれました。


また病棟師長さんのところへ行き、
家族の思いを伝えました。


快諾してくれたので、
私は、
退院のとき、

すなわち、施設に移る日のために
用意していた
新しい肌着と、新しい
きれいなパジャマを
着せました。


着替えのために、
裸になったおばあちゃんの
背中は浮腫んでしまって、
両腕も浮腫で、
パンパンでした。

太ももも、浮腫んでいました。



オムツ内に排尿は
ごく微量のみ…


もう、尿を出せなくなってきてる。

死期間近になると、
たいてい尿は出なくなります。

点滴を入れる意味がない。と、
看護師として判断しました。

どんどん浮腫んで、
顔形が変わっていくだけ…

元気な頃の面影が
なくなるほどに
変形してしまう方も
多いのです…






そして…

また病棟師長さんに、


もう、祖母は、
時間の問題だと思うのです。

点滴も、酸素も
やめてもらえませんか?
苦痛を最小限にしてあげたいです。



自然な看取りを
希望していたおばあちゃん。
点滴は嫌いや!
病院も嫌いや!

といつも言っていました。



看取り期に入った高齢者に
水分だけの点滴は、
まったく必要ないと私は
考えています。


師長さんは、
先生に聞いてくださり、

点滴を抜き、酸素も
止めてくれました。


酸素吸入も、
たぶん他の家族が来るまでの
『つなぎ』だったのだと思います。


この少し前には、
私の父も、病室に
駆けつけ、祖母に
声をかけていました。


顔をなで、
「よう頑張ってきたな…」
と泣いていました。



おばあちゃんの
3人の子供達が揃い、
長男の嫁と、その娘(私)も
揃ったところで
点滴も酸素もなくなりました。



家族がみんな揃ったところで
おばあちゃんは
いよいよ、「看取り期」を
迎えることになりました。



長くなるので、
②に続きます。



ここまで読んでくださり
ありがとうございました。