今日は24日から始まったクリスマス休暇の最終日。

 

私とパートナーはこの3連休、

自宅でクリスマスディナーを作る予定を立ててましたが、

先週から私が風邪をひいてしまい、それを看病していたパートナーにも風邪が移り

クリスマスディナーが病院食になってしまいました。

 

リベンジは大晦日。この日はお寿司。

お寿司の担当は私なので、大晦日までには完全に体調を整えたいとおもいます。

 

 

今日は国によって「発熱の温度」が違うって話をしたいと思います。

 

今回の風邪の期間に驚いたことがありました。

私の熱が上がり始めたのが18日、月曜日の夜になってからでした。

とりあえず、体温を測ったら37,6度。

 

「あー、熱が出てきちゃったな。」と思い、

 

パートナーに「熱が出てきちゃったよ」って言ったら。

 

「えー、平熱じゃん」って言われ、びっくりしました。

 

私:「37,6度よ。熱あるじゃん」

パ:「だから、37,6度は平熱だよ」

私:「いや、だから~、37,6度なんだって」

パ:「いや、平熱。37,6度は平熱」

 

を何回か繰り返し、そして最終的に言われたのが

 

パ:「ドイツで発熱は38,6度からだから。あれ?38.5度だったかな?」

 

「えーーーーー、うっそーマジでー」

 

と思ってっるうちに、どんどん熱が上がり、

ドイツ基準の38,6度まで上がった時に、

やっと熱があると認めてもらいました。

 

その晩は熱が上がり続け、夜中に大量の汗をかき、

翌朝38,2度まで下がりました。

 

もちろん仕事は休みます。

もう私は熱が出てる時に仕事しないのよ。

だって今年の目標は「がんばらない」だから。

 

そして体温計をみたパートナーから

「熱下がったね。今日仕事行くの?」と。

 

「いやいや、待って。見てよこの姿を。

 こんなんで仕事に行けると思うの?

 っつうか私の中で38,2度は熱があるから」

 

と心の中でイラッとしながら

 

「今日は休むから病院の予約取ってちょうだい」

 

と予約をお願いして夕方病院に行ってきました。

 

実はわたし、ドイツにきてから風邪で病院に行ったことが今まで無かったんです。

風邪で病院に行ったのが今回が初。ちなみに「温度計」も持ってませんでした。

 

以前の私は「風邪くらいで病院には行かん!薬も飲まん」と

頑固親父のごとく思ってたのですが、

私は今年の目標「がんばりません」を実行するため、

病院に行ってちゃんと休みを取ることにしました。

 

 

しかし、今はまだ試用期間中で働いているので

休んだらそのまま欠勤になり、お給料に影響がでます。

 

ドイツでは病気で休む場合、病院で診察してもらうと

「Arbeitsunfähigkeits bescheinigung」

と呼ばれる「診断書」をもらうことができます。

 

これをざっくり説明すると、この「診断書」に書かれた期間、

仕事を休んだ場合がでもお給料がもらえるという

日本にはないシステムです。

 

※実際には保険会社が病欠分のお給料分を会社に支払う感じです。

 

日本の場合、病欠した時は自分の有給を使うことが多いと思うのですが、

ドイツではこの「診断書」があればお給料が支払われるので、

自分の有給を使う人はほぼいないと思います。

 

※正し、毎月支払う健康保険代は日本より少し高めです。

 

そのため少し長めに仕事を休むつもりで病院に行きました。

そして主治医と話した結果、4日間分の「診断書」を出してもらいました。

 

そう、私が欲しかったのがこの「診断書」。

 

病院から「今日は予約がいっぱいだから明日」と言われながら、

「仕事休むから診断書がどうしても必要!」

と無理に予約をねじ込んでもらったかいがありました。

 

おかげさまで、お給料のことを気にせずにゆっくり休むことができました。

 

以前は熱が出ても無理して働いてたの私。

 

改めて「利用できるものは利用しよう」

 

 

と思ったクリスマスでした。