今回のブログタイトルですが、

 

「『愛してる』が言えなくて」

 

昭和の歌謡曲のようなタイトルですが(笑)

 

皆さんは恋人やパートナー、奥さんや旦那さに

 

「愛してる」

 

って何も考えずに言えますか?

 

 

私は自分が恋愛をする年齢になり、実際に恋人が出来た頃から

ずっと思ってたことがあったんです。

 

「愛してる」ってなんだろうと。

 

私は長い間、「愛してる」っていう感情がよくわかリませんでした。

 

人を好きになるし、実際に交際することもできる。

ただ、「愛してる」の感覚が本当にわからなかった。

 

恋人から「愛してる」って言われてることは嬉しかった。

 

「自分は愛されているんだ」

 

でも私から相手に対して「愛してる」が言えなかった。

 

「なんで私、自分の好きな人に『愛してる』って言えないんだろう?」

 

「愛」がわからなくても言葉だけ「私も愛してる」て言えばいいのに

変なところバカ正直なんで「私も愛してる」がなかなか言えなかった。

 

毎回、会うたびに「愛してる」って言われて思ったことがある。

 

この人は挨拶のように毎回「愛してる」って言うんだなと。

 

毎回言われることにしっくりこなくて、

「愛してる」ってそんな毎回言う言葉なの?って。

 

※当時は本当にこんな失礼なことを考えてたんで

 今になってそう思ってたことが本当に恥ずかしいです。

 

 

そして、ほとんど「愛してる」って言わない私に彼が向けた言葉が

 

「なんで愛してるって言ってくれないの?あなたは僕のこと愛してる?」

 

私は何も言えなかった。だけど何か言わなきゃないと思い、

 

 

「もちろん愛してるよ」

「『愛してる』って言わないのは言うのが恥ずかしいから」

 

ってずっと誤魔化してました。

 

でも本当は恥ずかしいわけじゃなく

「愛してる」って言葉が出てこなかった。

その感情がわからなかったから。

 

「愛してる」って感情が溢れ出てくるから言葉として出てくるんだろう。

いつかこの感情が溢れ出た時に「愛してる」って言おう。

 

そんなことを思ってたので、結局「愛してる」がなかなか言えなかった。

 

 

そんなこんなで何度か別れては再構築を繰り返した末に結婚に至ったものの、

約7年間の結婚生活を私のワガママで終わらせることになった。

 

 

 

 

そして人生を一からやり直すために一人でドイツに渡り、

そこでも生きるために藻がいて来た中、

やっと今のパートナーめぐり逢い

私たちは付き合うことになったのだが、

付き合い初めの頃、彼から言われた言葉がある。

 

「あなたさ、Ich liebe dich って僕に言うけど、

 本当に僕のこと愛してるの?

 なんかあなたからの「愛情」が伝わってこないよ。

 あなたから伝わってくるのは「冷たさ」なんだよね」

 

 

ショックだった。

 

「冷たい」

 

そう、今までにもいろんな人に言われてきた言葉。

 

本当にショックだった。

好きなのに、本当に好きなのに。

 

 

「愛してる」の感情が湧いてこなくても

私は「Ich liebe dich」と言えるようになっていた。

それは前よりは「愛してる」が少しわかったような気がしてたから。

でも私の「愛してる」はなかなか彼の心には届かなかった。

 

「どうしてなんだろう」

 

また「愛してる」ってなんだろう、どんな感情なんだろう。

どうして私はその感情がわからないの?

私は「冷たい」人間なの?

どうしたら「愛情」をうまく表現できるの?

 

そんな悩みを抱え始めた。

 

ちょうどこの頃、私が今学んでいる「心の法則」コーチングの

個人セッションを受け始めた。

コーチングのセッションを受けたきっかけは「別の悩み」だったんだけど、

セッションをしていく中でこの悩みの原因が「愛着障害」だってことがわかった。

 

「愛着障害」

 

そっか、子供の頃に親から十分愛を与えられない環境で育ったから

私は「愛」を感じることができなかったんだ。

だから「愛してる」の感情がわからなくて今まで言えなかったんだ。

誰かに「愛」を伝えることも出来なかった。

 

「なぜ私は『愛してる』が言えないのか」

 

っていう謎が解明されて本当にホッとした。

 

私はパートナーに

 

「私、本当は『愛してる』がどんな感情がわからないんだ

『愛』ってなに?

『愛してる』ってどんな感情?

 私にとって自分の感情を出すことがすごく難しんだ」

 

 

って正直に話した。

 

 

子供の頃から今までの私の境遇を全部話した。

自分が「愛着障害」であること、

だから「愛情」をうまく表現できないことを。

 

 

親からの愛情をたっぷり受けてきたパートナーは

私が「愛着障害」だってことに少しびっくりしていたけど、

ずっと黙って私の話に耳を傾けてくれた。

 

「そうだったんだ。じゃ、少しづづね」

 

愛情をうまく表現できないから好きな人に誤解されてしまう。

もう「冷たい人だ」って言われたくない。

 

幸いなことに、彼は「愛」ってことがどんなことか

根気強く私に伝え続けてくれました。

 

 

 

私は少しづつ自分の感情を出せるようになり、

「愛」が何なのかがやっとわかるようになってきました。

 

 

長い間、言いたくても言えなかった言葉。

50歳になってやっと言えるようになった言葉。

 

 

たった一言。

 

「愛してる」

 

 

 

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