民泊コーディネーターでんじゃの知られざる民泊物語

民泊コーディネーターでんじゃの知られざる民泊物語

大阪で民泊業営む株式会社KUFU代表のでんじゃです。
大阪の民泊していく中で気がついた事など色々出していきたいです。

一応現時点(平成30年7月)で民泊だけで月100万円超えしてきました。物件戸数は6戸運営7戸目開始です。
目標は30戸まで増やします。

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先日、シンガポールからのお客様が宿泊に来られました。

4人組で、浪速区の古いマンションに宿泊していただきました。

無事チェックインをされ、「大丈夫ですか?問題ありませんか?」とメッセージで連絡。

これは、お客様にやっていることで問題があれば連絡をしていただく。

大概の場合、「No problem! Thank you! it's cozy room. 」と連絡をいただく。

それを聞いて「やれやれ」とひと段落するわけだが、

その日は、違いました。

メッセージがけたたましく鳴り、どうした?と画面を覗くと

「エアコンが動かない!」

と。

なにー!それは、大変だ!と思いバタバタを準備をしていたのですが、少し思いとどまり。

いや、待てよ?

今、4月。

晩の8時

え?

エアコンいる?

涼しくない?

と。

ま、とにもかくにも行ってみないといけない。

ということで、バイクに乗り現地へ向かった。

現地について、ドアをノックすると、アジア人が出てきた。

「Hi」

「Hi はじめまして~」

どれどれエアコンの調子はと。

藤原「あれ?ついているね。」

この部屋には3台のエアコンがついている。

リビングのエアコンは正常なようだ。

正常に「暖房モード」で温風を出している。

藤原「正常ですね~」

ならば問題は奥の寝室かな?

寝室には、上半身裸で丸刈りの褐色シンガポール人がいた。

(上半身裸って、おいおい)

シンガポール人「この部屋のエアコンが効かないんです~」

藤原「どれどれ」

ん?

暖房?冷房?

シンガポール人「冷房」

藤原「ん?」

あれ、「冷房?」 ちょっと待って、リビング・・・確か「暖房」付けてたよな。

僕が間違っていたかなと思い、リビングに戻る。やっぱり、暖かい風がガンガンでている。まるで、ちょっとしたトロピカルな南国のようだ。

リビングにいた人に、「え?暖房ですよね?」

と聞くと、「そう、寒いの。」

と。

そうだよな。外ちょっと肌寒いもんな。

で、この寝室よ。

シンガポール人「暑い、冷房が動かない。」

はぁ?

「意味わかんないんですけど~もしもーし。」

「隣の部屋の暖房切って、窓開ければいいんじゃないでしょうか?」

とは、言えず、

冷房のスイッチを入れてみるが、動かない。試しにドライモードや暖房で試してみると正常に動く。

えっと、これって「外寒いから別に冷房つける必要なくね?」ってエアコンが主張してるんじゃないのか?

とグルグル妄想する。しかし、伝え方がわからない。私のプアな英語力でエアコンの主張など代弁できるはずもない。

しかたなしに私は、

「Ah,,, I don't know.(わかんない)」

と、とりあえずドライモードにしてなんか風だけでるようにしておいた。

冷房モードは、外が寒いときは動かないようだ。

シンガポール人「Oh. Thank you!」

と、なんだか喜んでくれたようでよかったよかった。

それにしても、肌寒いという感覚には人それぞれ誤差があるのはわかるが、

一方で寒いと言って暖房をつけている気温の中で、暑い暑いと言って冷房をつけるというのはいかがなものか?

温度差にもほどがあるだろう。

と、帰り道ぶつぶつつぶやきながらバイクに乗り込んだ。

お国の話か、個人的な感覚の話か?それにしても基礎体温高すぎじゃねぇか?

と、謎は深まるばかりであった。

4月某日
Denja

(。´・ω・)?