大阪の橋下市長が、またいらんことを言うて物議をかもしている
慰安婦問題・風俗についての彼の持論を展開しているみたいだが
彼が言うところの慰安婦は日本人女性以外の従軍慰安婦について述べているんだろう・・・
彼は「サンダカン八番娼館」と言う映画を観たことがあるのだろうか???
これは、いわゆる「からゆきさん」として東南アジアの戦地で
日本軍相手に体を売った日本女性の話である
私は、奇しくも学生時代に廃娼運動について調べたことがあるので
当然、「からゆきさん」「ジャパゆきさん」についての文献も読んだし、
従軍慰安婦がどういうふうに軍人を相手にしていたかも知ることになった。
もう、完全に軍人の性欲を満足させるだけの「道具」である。
ひどい例では、1日に50人の軍人を相手にしているような状態である。
既に、女性としても人間としても扱われていない状態だ。
昔、マリア・ルーズ(ルス)号事件というのがあった。
詳細はここでは省くけれど、時の政府は
「芸妓・娼妓は人に非ず。牛などの家畜と同様である」と言った。
それをきっかけに娼妓解放令なるものが発令されたが、
実質は何ら変わらない状態であった。
また、戦後日本では「赤線」なるものが存在したが
これは、政府が認めた公娼制度である。
要するに、戦後GHQが日本にやってきて
その際に米兵に日本女性が強姦されるという事件が多発した。
それを防ぐために「春をひさぐ」女性を公募したわけである。
そして、売春宿がある地域を地図上に赤く囲み、そのため「赤線」と呼ばれることとなった。
橋下市長は、戦時中にそういう(売春)制度があっても仕方ない・・・
戦地で戦っている男性の性欲を満足させるためなら仕方ない、と言うことである。
また、沖縄で米兵に風俗に通ってもらって、暴行(強姦)事件を減らしてくださいと言うことである。
一体、彼は女性を人間をなんだと思っているのだろうか?
彼は子だくさんで、きっと娘もいるだろう。
その娘が「お父さん、私戦地で戦っている軍人さんのために身体を売るわ」
と言ったら、どう思うのだろう?
この例えは極論だけれど、「よし、お国のために頑張りなさい」と言うのか?
どう考えても言うわけがないっっ。
言論の自由が認めれられている日本であるが、
公人として、言っていい事と悪い事の判断ができないのだろうか?
彼が言った事は、政治家としてではなく、人間としてでもなく
単なる「オス」の考えである。
公人として発言するなら、もっと歴史を詳細に認識して語って欲しい。
こんな人が「やがては総理大臣になるかも」と言われているような日本に
はたして、明るい将来はあるのだろうか???
政治・経済については全く詳しくない私だけれど、今回の橋下発言だけはおかしいと思う。
と言うより、嫌悪感を感じてしまう。
私は決してフェミニストではないが、フェミニストの方からすると
今回の橋下発言は、きっとはらわたが煮えくり返るような思いをしていると思う・・・。