最近読んだ本でこんなものがある。
『生きるのが面倒くさい人
回避性パーソナリティ障害』
岡田尊司著
私は医師からの回避性パーソナリティ障害の診断は無いし、実際は違うのかもしれないが、
共感することだらけだった。
生きている中で、回避性、という言葉がピッタリの人生だなってつくづく感じる。否定や嘲笑を恐れて人との衝突は必ず逃げてきた。上辺だけの関係。
ただ、私は対人恐怖やコミュニケーションの苦手さがなければ、もっとやりたいことを積極的にやったかもしれないね。自分の可能性を活かしたいとは思っているけど。(それがなんなのかわからない)回避性パーソナリティ障害の人は、全般に渡って、何かに取り組むこと自体が面倒みたい。
親からの過干渉は割り切っていいんだと自信を持てた。あとは親に対する過度な思い込みを払拭することが課題かな。
回避性パーソナリティ障害を抱える人の様々な人の例が載せられていた。でもみな、あるキッカケがあれば本領を発揮し、生き生きと生活することができる。自分の意思で選択し行動することだ。周りに流されるのではなく自分の意思で決めることで自信がつくし、自分で決めたことなのだから、失敗しても後悔は無いはずだ。やりきった感はあるはず。人生において、゛達成感゛を感じることはかなり生きがいのように感じる。
私は昔から街歩きが好きで、よく一人旅に出かけていた。高校生のとき初めて行った一人旅は京都。関東から青春18きっぷのみで向かったのはいい思い出(今はもう体力なくて無理かも)御朱印巡りをしたり、お目当ての純喫茶に行ったりしてワクワクしたな。初めて一人で全て計画して実行できたことも自信に繋がった。そこからちょくちょく節約してお金貯めて旅行に行くようになったな。
そのうち、ハイキングほど体力はないけれど、軽めのトレッキングもするようになった。白馬の八方池を目指したトレッキング。登っても登ってもまだ辿り着かなくて。やっと八方池がみえたときの達成感。嬉しくて嬉しくてたまらなかった!