突然ですが、先月の初めごろからストラテラを飲むのをやめました。

 

 

 

 

主治医に相談せずに自分の判断で勝手にやめた。

(一般的にみれば勝手に薬をやめるのはよくないと思われるので、あくまでも自己責任で)

 

 

 

 

辞めた理由は、効果よりも副作用のほうが勝ってきていたこと。

 

 

 

 

25mgを1年ちょっと飲み続け、効果が薄れてきたため、昨年の12月に50mgに増やした

 

飲み始めや薬を増やしたタイミングでは効果を感じていて、仕事でミスもせず、落ち着いた日々を送っていた。

 

常にある衝動みたいなものが全くなく、いつも冷静で、人の話もしっかり最後まで聞けて、適切に返事ができる

 

そんな理想的な状態を保つことができていた。

 

けど、だんだんと元の状態に戻ってきていた。薬を飲んでいてもミスをするのは日常茶飯事。

 

本来なら120mgまで増やして効果を感じるという情報(ネット)も多くみかけた。

 

 

けど私は25mg、50mgでも吐き気や上咽頭のうずく感覚などの副作用がある状態だった。

 

また、これを飲むと感情がなくなるような感覚にも陥っていた

 

ミスをせず冷静に対応はできるけれど、

 

まるで自分がロボットになったかのように感じたし、興味関心が薄く淡々と時間を過ごしている感覚

 

 

そのため、これ以上増やし続けることに強い懸念を感じていた。

 

 

ただ、主治医にこのことを言うと、

 

 

 

 

”それは副作用ではない。もともと、考え続ける(妄想する)ことが習慣だと言っていたけれど、

 

それを含めて薬で抑えるということになる。

 

いろんなことを考え続ける、いろんなことを過剰に考えてしまうことは、アイデンティティ的なものがあった。

 

それを失うことが怖いということはわかる。

 

けど、サポートを受けていても、追いつかなくなってきているのなら薬を増やさずを得ないことになる”

 

 

 

前回の診察でこのように言われて、理解するのに少し難しく感じたけれど、

 

そっか、妄想することのなかに自分の興味関心が隠れていてそれが私の個性なんだ

 

ということをぼんやりと思った。

 

 

 

 

ただ、50mgを飲んでいた私は数か月前から薬の効果が薄れているのを感じていて、

 

仕事でも、言いたいことをどもってしまって上手く話せない、言葉に詰まるという状況が続いていた。

 

 

それと同時に、脳の疲労感。仕事の一日が終わると、

 

発狂したいくらい、苦しくて、脳がモヤモヤ、イライラして、言葉に言い表せないくらいの脳の疲労感を感じていた。

 

そして薬を増やした当初は抑えられていた妄想も復活しており、それもその日にうまくいかなかったことが

 

繰り返し繰り返し頭の中で繰り広げられており、終わらないエンドレス。

 

自分が上手く返答している幻想

 

それ以外は何も考えられない

 

妄想が邪魔して現実に集中できない

 

もう疲れ果てていた。

 

 

 

ある日の仕事終わり、次の日からは旅行。リフレッシュして楽しみたい。苦しみから逃れたい。

 

もうどうでもいいや。仕事ができなくなっても仕方がないや。旅行の間だけでも薬を飲まずに、旅行に集中して楽しみたい。

 

旅行が終わって現実に戻ってまた飲み続けるかどうかは、仕事の日の朝に直感で決めよう。

 

疲れ果てた末に薬を飲まずに旅行に出かけた。

 

 

そしたら、いつもよりも話せる感覚。

 

前日の言葉に詰まる感じはあまりない

 

心からその瞬間を楽しめるそんな感覚。

 

食事会場で知ってる曲のBGMが流れていて、

 

なんかそれを聴いただけで感動して、心がうきうきして、楽しくなった。

 

純粋に食事を楽しむ。バイキングで好きなものを食べれる嬉しさ

 

 

昔の感情が戻ったようで本当に嬉しく感じたし、もう薬を飲むことはできないと思った

 

 

 

 

薬に頼らずにありのままの自分で生きていきたいと思った

 

仕事ができないことは受け入れるしかない

 

もともと発達障害は脳の特性なので薬を飲み続けて治るものではない

 

ストラテラを一生飲み続けることに不安感もあったし

 

いつか飲むのをやめたいと思っていた部分もある。

 

けど仕事でミスを連発したりうっかりした失言で他人を傷つけてしまったり、

 

人様に迷惑をかけることだけは避けたくて。

 

そのことを考えるとすぐには飲むのをやめるという選択はできなかった。

 

というか、ついこの間まではこの薬は必要だと考えていた

 

けどもう限界だった。脳がついていけなくなっていた。脳が悲鳴をあげていたようだ

 

 

 

これからはしっかり対策して、気を引き締めて過ごさないとならないと感じている

 

既に今、他人に指摘されないと気づかないようなうっかりミスをしてしまった。

 

それはメモに残して二度目がないように努めないとならない

 

自分は発達障害なのだから、普通にしてたらミスするんだ!という心構えでいる

 

あとはかなり衝動が強く感じているので、いつも冷静に、冷静に、を心掛けている

 

例えば会話する際も、人と被って喋ってしまう…自分が話すタイミングをまるでつかめないなど。

 

適切な会話の間を掴めないのだ

 

相手が話し終わるまで待つ。話し終わってもすぐに返答しないでワンテンポ間を開けるようにしている、、

 

落ち着いて。落ち着いて。

 

 

 

他には、旅行が終わった直後、離脱症状てきなものが一時的にあり

 

めまい、立ち眩み、上咽頭炎の悪化、風邪のような症状など

 

2週間くらいは体調を崩すこととなるが、

 

1か月たった今ではその症状はいったん落ち着いている。

 

 

 

先日、薬を勝手にやめてから初めて通院があった。

 

先生にこのことをどう説明するか、すごく悩んだけれど無事に終了…。

 

またそのことは次回、書こうかなにっこり