9月から 来年1月まで 毎月1回、熊野古道を 歩きます。
アップルパイさんの お誘いで 阪急トラピックスに 参加することになりました。
熊野古道は 世界遺産に登録されて以来 人気で 歩く人が 多いそうです。
20人に 一人の語部さんが ついて 案内、説明して下さいます。
まず 熊野古道館で説明を聞き 展示品を見て 出発します。
熊野古道館を入ると飾ってありました。
昔、京都から 後鳥羽上皇や 後白河上皇（上皇とは 天皇を引退した方です）らが 多いときは 800人もの
お供をつれて 熊野詣でに 貢ものを 携えて 1か月かかって お参りされたそうです。
今の金額にすると 約1億円の費用が かかったらしいですよ。
そのほか 貴族、庶民にいたるまで 多くの人が 祈り、救いを求めて 熊野詣したそうですよ。
「京の都の南に 極楽浄土あり」 といわれていた 極楽浄土というのが この熊野詣のことだそうです。
おばちゃんたちが 歩くのは 中辺路（なかへち）コースで 熊野本宮大社を 目指します。
ここから 1回目の 出発です。
楽しんできます。
滝尻王子宮です。
これ すごいですよ、木の根っこと 石が からみあってます。
自然の なせるわざですね。
胎内くぐりです、この岩の隙間を 通り抜けることが できるそうです。
語り部さんが 一度 挑戦したそうですが すごく細くなってて 体のおおきい方は 通れないそうですよ。
ここを 通り抜けると 体も心も 生まれ変わったように 真っ新になると いわれたそうです。
これは 自然の石ですが お地蔵さんのお姿のようですね、このお地蔵様を 守るように 大きな岩が
覆いかぶさってます、それが 乳岩です。
昔、平泉の 藤原業平が 40歳になっても 子供に恵まれず 熊野詣で お願いしたら 奥方様が
妊娠したので 大変喜び 安産祈願のために 妊娠7か月の 奥方様を つれて 安産祈願に
熊野詣してる途中、ここで 産気づき 無事 出産した。
すると 山の守り神が あらわれ 赤ちゃんを 守ってやるから ここに おいて 二人で 参ってくるようにと
言われ 赤ちゃんを この場所に置き 戻ってきたら 狼が 赤ちゃんを囲んで 守っていた。
そして 乳岩から 水が 落ちてきて 赤ちゃんの口に 入って 元気で いたといわれてるそうです。
この山の守り神は 狼と やたがらす だそうです。
このような道が 続きます、アップダウンばかりで ちょっと 疲れますが 休憩しながら 進みます。
不寝王子（ねずおうじ）です。
ずっと 登っていくと 平坦な 場所にでます、ここは やまびこが こだまする ポイントだそうです、写真は ありません。
まだまだ進んでいきます、また アップダウンが 続きます。
これは 針地蔵です、歯の痛みを 軟らげてくださる 歯痛に効くお地蔵様らしいです。
ここで お願いして 歯痛が 治った人が お礼にと 針と針の間を 糸でつなぎ 鳥居のように 地面に
突き刺したものが 沢山あったことから 針地蔵を 呼ばれてるそうです。
高原熊野神社（たかはらくまのじんじゃ）に 着きました、ここが 今日の終点です。
600年前に 建てられたお社です。
屋根は 30年に １度 吹き替えされるそうです。
いちばん最近の 吹き替えの費用は なんと 2000万円したそうです、国、県で 半分を負担し、残り半分は
住民の方の 寄付で 賄われたそうですよ。
今日の 1回目が 一番ハードだったそうです、疲れたけど 気持ちいい風が 吹いていて もうい秋ですね。
10月は ここから 出発で、ずっと平坦な道が つづくそうです 季節もよく お花もさいていて いいらしいです。
今から 楽しみです。
難波に帰ってきて 湊町リバープレイスの川を 渡ったレストランで 夕食です。
店の名前は 忘れましたが テラスで イタリアンをたべました。
涼しくて 気持ちよかったよ。
いつも 食べてる 途中で 写真のことを 思い出すので 食べ残しみたいになっちゃいました。
アップルパイが カメラと いってくれなかったら 写真もなしになるとこでした。
サラダと、 ムール貝と なんだったか 海鮮の冷たいパスタです。
どちらも 美味しいかったー。
サーモンと ルッコラ だったかな？ なんかの リゾットです。
お米が 硬めで 美味しかったですよ。
3品とも もっと 量が ありました、食べちゃったので 半分ぐらいの量になってます。
昨日は とっても 楽しかったです。
来月が 楽しみ～～