占い依存は
占いによって精神的安定を
一時的に獲得しては
また訪れる不安や寂しさのために
くりかえし
占い師に答えを求めることから
抜け出られなくなる
症状です。
「友達や家族などには話せない」
込み入った内容を
目に見えない領域を把握していると
思われる専門家（この場合、占い師）に
助言を求めます。
自己を鼓舞してくれて
世界がポジティブに開けるかのような
内容を受け取ります。
自分一人では見つけ出せない発見や
気づきを与えられるうちに
何か気になる問題が発生するたびに
助言を求めたい衝動に駆られて
依頼を繰り返します。
それはそれで、腕のある先生は当たります。
しかし
現実がなかなか動かないという
運勢のまっただなかにいる場合
（そしてそれを占い師側が
懇切丁寧にプロセスにおいても
事情説明しない場合）
地獄沼です😭
本質的には
「精神的な自立」が
この問題の出口です。
しかし、そもそも
「自分はどうしたらいいのか？」という
基準を自己に内包しない性質の場合
「相手基準」で世界を捉えるのがナチュラルです。
（そういうワールドがあって自然だということは
古代東洋思想は教えてくれています。
それに翻弄されるかどうかは別としても）
精神的に自分の足で立つということが
どういうことなのか？
を掴み取ることが困難です。
また、本質的問題は
「依存」であるがゆえ
「甘えること」もプロセスとして必要です。
エネルギーが「甘えたい」と言っているのですから
許すことも一時的に大切です。
援助者側に
「頼りにしていただきながら
自立の心をあつらえることのできる技術」
が必要です。
しかし
占い師は
「自分ー相手」の二者関係構造であるため
占い師の指示を受け取りはしても
「自分の心をしゃんと自立させる」
目的には適いません。
占い師ー相談者とは
依存関係構造なのです。そもそもが。
根深い問題が深層には隠されていることもまた
際限のないループの沼におちいる理由となります。
このため、私自身は
「心を自立させるための
アプローチ（言葉回し）」を大事にする
心理カウンセリングの技法を尊んでいます。
同時に
占い依存症の特質である
「目に見えない世界と一つになりたい」
という、魂の次元から突き上げる指向性を
受け止める努力として
古代東洋思想（算命学）を占いとしてではなく
原理構造のレベルから活用する
（個人の実存をまるでプラモデルを
組み立てるように再構築することができます）
「自己立脚」のナビゲーションを複用することで
心理カウンセリングだけでも
足りない部分と
占いだけでも足りない部分の
結合点に
依存症から離脱する
重要なポイントを見出しました。
「自立」ができていないことの背後には
「愛着」「甘え」が未完了であることに
注目せずにいられません。
発達障害と一括りにすることもできるかもしれませんが
情緒面が、心と体から分離されています。
理性的で「頭のいい」方に多く見られます。
このために、人間として当たり前のように湧き上がる
情緒をコンテイニングする（抱き止める）ことに対して
未学習であることも、捨て置けません。
「不安」や「寂しさ」に対する
耐性が弱いのです。
占い依存症から離脱するには
「不安」や「寂しさ」と向き合う
メンタリティ（心の技術）を
身につけることが、とても大切です。
他にも「理性が勝る」方の特徴として
理屈っぽさや、合理や、正解を求める傾向が高く
「あーかな、こーかな」と考えすぎて
ストレスになります。
そのストレスが、一過性の逃げ場として
占いに頼ることになるのですが
「あーかな、こーかな」と考えすぎることは
「今ここにいない」ことです。
それに
大切な時間とお金を やつしているーーー。
そんな自覚も高められるようになるといいでしょう。
特に、電話やチャットによる鑑定サービスが多いのですが
・気軽で手軽
・目の前に相手がいない
こともまた、生身の実存（今ここ）から離れて
占い師と「あーでもない」「こーでもない」と
想念（イマジネーション、空想）のいたちごっこを
繰り返しやすくなります。
生身の肉体は、限りがありますが
イマジネーションの世界は、無限に溢れ続けます。
「電話やチャットでお手軽に不安を解消」と思っても
程なくすると、次々にまた
その不安は溢れ出続けるることは明白です。
それゆえに
繰り返します😅
マインドフルネスを大事に考える
コーチングの世界ではーーー。
「豊かな人間関係を感じるためには
電話やチャットで
交流したつもりになることは
回避すること。
できる限り（実際に会う）対面での選択を
日常の中に組み入れること」
というナビゲーションがあるほどです。
想念（イマジネーション）でチャチャット解消する選択肢ではなく
生身の肉体（現実）を大切にする生き方を
１日１つずつ増やすことがおすすめです。
あるクライアントの方は
「占いをしたくなったら、冷蔵庫を覗き込んで
下拵えでもなんでもするようにしたら、
だいぶ落ち着くことに気づきました」
とおっしゃられていました。
「今ここにあるもの」を
大切にする訓練を積むこと
がとても重要です。
マインドフルネスです。
もちろんこれだけではありません。
解決すべきポイントはいろいろあります。
ブログの「テーマ一覧」に
今後整理すべき要素として
キーワードを掲載してあります。
存在不安、自己不信、
精神に傾倒しやすく現実掌握能力の欠落、
感情を捕まえる力の不足
（＝このため、対象の相手に本音で関われない
弊害を経験することになり、関係もこじれやすい）、
自己を現実的対象（相手）に対して
表現することへの勇気の不足、
トラウマからくる自己懐疑心、
完璧主義、
無意識にプライドが高いため
傷つかない正解を探そうとするetc.
いずれも
「情緒レベルの現実的関係性スキル」の弱さが
ネックです。
先回りし、状況を汲み取って鑑定してくれる、占い師はますます、貴重な存在となるのも自然ですね😅
誰でも生まれたての段階において
「向き不向き」があります。
「苦手なことは、アウトソーシング」
というのは、理にかなっています。
しかしながら
「翻弄されるほど」「のめり込む」のは
と、理解することが役に立ちます。
「あの人はどう思っているの？」
「私はどうしたらいいの？」
という問いかけも
気になるところですが
あなたが根本的に変わらなければ
際限ありません。
状態は維持されたままだからです。
もちろん、占い師のアドバイスによって
「彼から返事があった！」ということはおきえます。
しかし、占い師が所有しているような
メンタルやマインドが基底から
鍛えられなければ（自立マインドです🍀）
実際に相手と面した時に、また同じ問題は起こりえます😅
だから、繰り返します。
無論、それもプロセスです。
否定はいけません。
ですが、結局、わずか数十分や1時間ちょっとの時間の鑑定で
得られる解は、表面的です。
気になるその関係性を
抜本的に好転させたいという気持ちの
追い風となるものは
「一体、どのような自分が持て余されて、依存状態にいるのか」
を追跡し
見失われた自分を、自らの手中に収めて
自分らしさに胸を張って凛と生きる確さを
得る、心の器を磨くこと
に尽きます。
これを達成するときに占い依存症から
抜け出ることができます。
その時、散々質問していた
「あの人はどう思っているの？」
「私はどうしたらいいの？」
に対する、表面的な対処法以上の
つまり！
「あなたが向き合うべき
未完了のおのれの姿を見つけて
現実で生きることができていない時に
占い依存症」
に陥るのです。
裏を返すと
「より自然体で、本人にとってイキイキと
心を開放して生きる道を知るチャンスが
すぐ隣にもうきている」
というのが
占い依存症の深層です♡
占いに頼るのもいいですが
占いに頼りたくなったら
同時に、プラスワンアクション。
自分を愛する（大切にする）行為を
増やしませんんか？
「今ここの私が見失っている
大事な私のありのままってなんだろう？」
という観点を１つだけ、見つけ出してみましょう。
そして、それを「お気に入りのNOTE」に記録をつけてください。
大事に保管してください。
占いに頼りたい気持ちが、少しでも軽減されれば、
今後も続けましょう。
これから掲載していく
記事が糸口になりますから
「フォロー」していただき
掲載まで今しばらくお待ちください🙇♀️
・・・ということを自覚していただきつつ
私のケースのように
「カルマ（業）のテーマ」
の場合もあります。
この場合は、逃げずに飛び込んで、さっさと
エネルギー燃焼することを、追いかけることも
ポイントです😅もちろん、自覚的に🍀
みなさまの、明るい未来のために
少しでもお役に立てる情報を
整理してまいります。
よろしければフォローしていただきまして
引き続き応援いただけましたら幸いです♡
どうぞよろしくお願いします✨