こちらの記事でご紹介したように(生命の木と天体の対応【カバラ数秘】

生命の木のセフィロトにはそれぞれ太陽系の天体が当てはめられており、

天体の性質を知ることで生命の木の理解を深めることができます。

 

「天体の性質」といってもそこまで専門的な知識じゃなくて良いので、

子供向けの図鑑に載っているくらいの知識があると、

かなり生命の木とセフィラの特徴が理解しやすくなります。

 

各惑星の並び順は、やはり基本。

水星が太陽に一番近く、海王星が一番外、

月は地球の周りをグルグル回っているので、

10(マルクト)が地球なら

その次の9(イエソド)が月、

その次の8(ホド)に水星…と並び、

最後の1(ケテル)が海王星になります。

 

※ちなみに生命の木には「ダァト」という次元の異なるセフィラが存在し

冥王星はこのダァトに対応しています。

 

その他、押さえておきたいと思うのは

公転周期、星の主成分、星の特徴などでしょうか。

 

例えば、惑星のなかで一番公転周期が早いのは水星。

なんとたった88日で太陽を一周してしまいます。

実に地球の4倍もの速さを持つこの水星のスピード感は

そのまま8(ホド)に当てはめることができます。

 

8(ホド)は私たちの知性を司るセフィラですので

8を持つ人はものすごいスピードで頭の中を

情報が駆け巡っているんだなぁと想像することができます。

 

意外なところで言えば、火星の公転周期687日。

太陽を一周するのに地球の2倍近くの時間がかかります。

5(ゲブラー)は表面的にはパパッと動いてそうだけど

実は慎重派なんだなーなんてことが分かります。

 

星の主成分はざっくりと

金属のコアを岩石が覆う「地球型惑星」と

ガスを主成分としている「木星型惑星」に分けて

考えることができます。

 

地球型惑星系(月&水星~火星)は、

コアがしっかりしているので

わりと自我がはっきりしています。

ただあまりに固いので、それを壊すことができず

”頑固”とか”偏見”とかのカタチで出やすい。

 

一方、木星型惑星(木星~海王星)は

コアがガスでできているため

なかなか自我が分かりにくい。

自分を知ろう知ろうと思っても

厚いガスに阻まれて見えない、というイメージです。

 

最後の「星の特徴」は、

土星は大きな輪っかがあるとか

天王星は自転軸が90度傾いているとか

その星ならではの個性です。

 

個性がそのままセフィラの理解につながりやすいので

「知ると面白い天体の話」的な書籍を

お時間のある時にでも読んでみると発見が色々あると思います。

 

私は、自分に「7」が多いせいか

ネツァックが理解しにくかったんですが

金星の特徴を知ることでなんとなく

ネツァックの世界観をイメージすることができました。

 

金星って地球から見るととても明るい星で(”明け・宵の明星”と言われています)

その美しい輝きから美の女神ヴィーナスがシンボルになっていますが

実際には分厚い二酸化炭素の大気の覆われた

平均気温460度の激アツ惑星なのです。

 

しかも大気のなかには硫黄成分も入っていて、わりと臭い。

 

この、一見キレイだけどその中はめちゃくちゃ熱いし臭い、

というのがネツァックの世界観そのものです。

 

私たちはどうしても自分を”良い人間”にしたくて

エゴを抑えたり、欲望を我慢したりしてしまいがちですが

そうやって抑えれば抑えるほど、中身は熱く臭くなっていくのです。

 

この二酸化炭素の層は、外部から中を覆い隠そうとする鉄壁、

その奥にある灼熱の大気こそが本当の自分の世界なのだと分かると、

というか受け入れてみると、ビックリするくらい色々と腑に落ちます。

たまにグワーッと腹の底から焦りだかなんだか分からない

感情が沸き上がってきてたのはこれか、と。

(当然ながらすべての7持ちさんがそうなるわけではありません)

 

火星は、表面が赤いから「火の惑星」のように言われてるけど

実は赤い成分は「鉄サビ」だと分かり、

火星は色々な面で「見た目と本質が違う」星だと分かります。

きっと5番さんも、表面上のキャラクターと本質は

大きくかけ離れているのでしょう。

 

このように、図鑑やネットから分かる知識だけでも

セフィラを理解するとても良い材料になります。

ちょっと調べただけでも「意外!」と思うようなことが

たくさんあるので、超おススメです。

 

 

 

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