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波紋
故郷の能登地方は大変な大雪らしい
今は誰も住んでいない実家のことが気になるが
もうどうすることもできない
何か問題が生じても
人手もなく 皆さん自分たちの事で手一杯で
助けをお願いすることは無理である
私が子供の頃 一晩で屋根まで雪が積もったことがある
後にも先にもあんな経験は初めてであるが
みんなポジティブで明るかった
麻雀に興じていた父とお仲間達は
家から出る事ができず
諦めて
2晩続けて 麻雀をしていたし
当時高校生だった次兄は
屋根からの滑り台を作ってくれ
皆その滑り台から脱出
滑り台の下にはかまくらができていた
その時の事は鮮明に記憶していて
みんなの諦めの笑顔が懐かしい
実際は大変な事が起きていたと思うが
子供心に なんの不安も感じなかった
これは
人々が生きる処世術に思える
この経験は
私の後の人生に大きな影響を与えてくれた
ポジティブな精神と優しさと知恵が
波紋のように広がっていけば
まだ人間界は未来があるような気がする
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2025810/09
上記は今年の記事
昨日の事も覚える事ができゃせんのに
どなたかが読んで下さり
足跡を残して下さらなければ
振り返ることもなくのブログ
60年以上も前のことなのに
この経験は
私の生きる「指針」となっている
