年末のご挨拶も失礼したまま、新しい一年が始まりました。
皆様におかれましても素敵な一年となりますように。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします!
いまさらではありますが、巳年のポチ袋からご覧くださいませ。
ピンクと白
ポチ袋にいつも使っている友禅和紙は、着物らしさと作りやすさでこのシリーズを選んでいます。年により違いがあるのかもしれませんが、赤、金、緑、紺など背景の色があります。
そして千代紙カフェはここ数年、ピンクと白の2色に落ち着いています。
柄合わせもします
千代紙着物の着せ替えぽち袋は、実際に着物を着るときと同じようなアイテムで、同じような手順で作っていくオリジナルデザインです。(といっても所詮は着物ですからどなたがデザインしても同じ結果にはなりますが笑)
わたくしはお針がほんと出来ないので自分が縫うわけではありませんが、実際に着物を仕立てるときのように柄合わせにいちばん頭を使い、柄の向きや配置を生かした裁断をしています。
帯は京染和紙の顔料染め
京染和紙は京都の浅井長楽園さんが染められている素敵な和紙です。
浅井さんの和紙には染めかたが2通りあって、顔料染めは顔料で染めたものになり(なんの説明にもなってませんが笑笑)、仕上がりが厚手で乾いた顔料がザラザラカリカリと独特な手触りです。そこが着物の紙とは違う質感で、ポチ袋の帯に使うと実際の着物コーディネートと同じように帯格上な感じで見た目がまとまるのです。(と思っています)
(とはいえ、いつも京染和紙の顔料染めを使っているというわけではなく、コーディネートの物語や見た目などから友禅和紙などを使うことももちろんあります)
広島で作られる素材を
ポチ袋には広島で作られているものも使いたい、とまず封筒のフタ部分は折り鶴再生紙を使用しています。
帯締めも折り鶴再生紙を使うことが多いですが、歴清社さんの金銀の箔紙を使うこともあります。今回はどちらも折り鶴再生紙の白を使っています。
デザインのこだわり
ポチ袋は見える角すべて斜めにトリミングしています。こうすることで見た目も使いやすさも良くなります。斜めのスタートを少し控えているのもこだわりです。破れにくくなる気がしているのと、二段階でカットしている“ように見える”ところにゆとりを感じられる気がしています。
入れ口の斜めカットもこだわりの角度と斜めのスタート(笑)、ぜひ一度、お手元で使ってみていただきたいポチ袋です。
ラスト3枚販売中
オンラインショップへの登録が遅くなりましたが、干支柄のポチ袋ラスト3枚、3枚組1,100円でminneにて販売しています。
お札を三つ折りで入れるサイズのポチ袋は1枚385円で販売しています。
キャッシュレスの時代、お年玉用のポチ袋はもう用がないかもしれませんが、お年玉ではないからこそ選ばれるポチ袋を目指して制作を続けますので、皆様にもポチ袋の出番をあれこれ思いめぐらせていただけたら嬉しいです。
千代紙カフェ主宰
着物の形の貼り絵教室
ルルベちゃん認定講師P00504
顔タイプ診断Ⓡ/パーソナルカラー診断
保岡ゆかり

自宅教室にて制作、教室、販売
広島市中区にてグループレッスン可
京都市にてグループレッスン(不定期開催)完成品販売はminne
顔タイプ診断(パーソナルカラー診断)
顔タイプ着物診断/パーソナルカラー診断は自宅教室にて準備中
顔タイプ診断Ⓡグループレッスンは随時受付(自宅・出張とも)