前の投稿の続きです。
今回は、「洗い張り」について簡単にお話ししますね。
洗い張りとは
洗い張りとは、着物の形のものを解いて反物状に戻してきれいにし、再び仕立て直したりしやすくする加工です。
洋服にリメイクするときも、この工程を業者さんに任せれば、手間もかからないしきれいになって戻ってきて、作業もはかどります。
解きと端縫い
着物の形のままクリーニングする「丸洗い」とは違い、洗い張りの前には、解く作業と縫い合わせる作業が必要です。
その工程を分けると、解く工程を「解き」、縫い合わせる工程を「端縫い(はぬい)」、洗って整える工程を「洗い張り」となります。
最初のふたつの工程は「解き・端縫い」とまとめられることが多く、洗い張りの料金には「解き・端縫い込み」とされている場合と、「解き・端縫い別」になっている場合があり、後者はだいたい解き・端縫いが別途2,000円くらいが多いと思います。
裏地をどうするか
また、洗い張りを着物の状態でお願いする場合は、胴裏(どううら、裏地のこと)、八掛(はっかけ、袖口や裾の色のついた裏地)についても洗い張りをするか決めないといけません。
これらをどうするかは、仕立て直しやリメイクにその生地を使うかどうか、生地の状態がよいかどうか等検討した上で必要かどうかを考えるとよいと思います。
千代紙カフェ主宰
着物の形の貼り絵教室
ルルベちゃん認定講師P00504
顔タイプ診断Ⓡ/パーソナルカラー診断
保岡ゆかり

自宅教室にて制作、教室、販売
広島市中区にてグループレッスン可
京都市にてグループレッスン(不定期開催)
完成品販売はminne
顔タイプ診断(パーソナルカラー診断)
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