京都は、2023年6月8日(木)9日(金)です。
千代紙カフェ担当のレッスンにつきましてはおかげさまで満席となりました。
早めの募集を始めたため、「ようやく」な感じ、再来週となりました。
着物のルルベドールの素材は
千代紙カフェがつくるルルベドールの着物は、基本は正絹、ときどき化繊。
化繊であっても基本的には着物や長襦袢の反物だったものを使用します。それは小さな布片でも着物らしさが感じられることと、とにかく布を扱うのが苦手なので布幅は狭ければ狭いほど助かるから、というわけです。
古布、ハギレ
ルルベドールに使用するのはおもにヤフオクで探す古布(ハギレ)です。
ルルベちゃんは同じものを作りたくないので1~2体作れればよいくらいあればよいので。
ですが、最近、レッスンや販売をさせていただくことも増え、このごろは反物でも探すようになり、また色柄が作品の印象のほとんどを決めますので仕立て上がりにまで手を広げ(笑)てしまいました。
洗い張りに
仕立て上がりの着物はそのままでは使えない、使えないというのはわたくしの気分的な問題もあります。また解かないと使えない、使えないというのは少ししか要らなくてもとりあえず反物の幅で解いてあげたいという想い。(自己満足)
(縫い代なんて切り落としてしまっても、わたくしの作品作りにはまったく影響はないのですけど)
ところがわたくしは着物を解くことができない。なので、買ったら今度は洗い張りに送り出すわけです。すると、解かれて元の反物状に縫い合わされて洗ってきれいになって巻かれて戻ってくる、というわけです。
すると、反物で買ったのと同じように作業が楽になります。
未使用の着物
もちろんそこには、往復の送料、加工賃が必要で、その前には着物を買ったときの商品代に送料がかかっています。
これでは、お金がいくらあっても永遠に自転車操業。笑
そこで閃いたのが、未使用だったら解くだけで使える。(どうにもならないシワがないため)
そこで、未使用の仕立て上がりからも探すという、沼にはまってしまっているのでした。笑
着物は縫うのも出来なければ解くのも無理なわたくしが、生まれて初めて、お袖を外せました。
やはり必要がないと出来るようにはならないものですね。
今朝、袷の着物の片袖を外して、表地だけにするまでにかかった時間がタイトルの「45分」です。
土曜日の夜に外した別の着物はもう少し早く出来たような気がします。
生地、糸、縫いかた、丸みの始末の違いで、かかる時間に差が出るように感じました。
来年の干支
今朝解いたお袖は、来年の干支のルルベちゃんに使用します。
片袖だけでじゅうぶん足りるので罪悪感が半端ないです。
ちなみに、正座の振り袖ルルベちゃん、ちよかふぇレシピの着物のルルベちゃんに使用。
舞妓ちゃんには可愛くないし、お座敷テテちゃんにはまったくテイストが違います。
罪悪感
誰かが白生地を織り、誰かがそこにきれいな柄を染め、誰かがそれを誰かのために選んで、誰かが心をこめて縫った着物が、誰にも袖を通されないままわたくしの手元に来て、
いまそれをわたくしは容赦なく解いているという現実に切ない思いが募りながらも、わたくしは容赦なくお袖を外してしまったのです。
新たな閃き
もしかしたら、未使用の着物を、コートやスカートなどのリメイクに送り出して、解かれて余って帰って来た生地を使ったらわたくし楽かもしれないし使わないほうが多い量の生地の活用にもなって、
わたくしの罪悪感は薄まるかもしれない。
こちらがこれから洗い張りに出す着物。
本日の生地は、まだ非公開のお楽しみです!
千代紙カフェ主宰
着物の形の貼り絵教室
ルルベちゃん認定講師P00504
顔タイプ診断Ⓡ/パーソナルカラー診断
保岡ゆかり

自宅教室にて制作、教室、販売
広島市中区にてグループレッスン可
京都市にてグループレッスン(不定期開催)
完成品販売はminne
顔タイプ診断(パーソナルカラー診断)
顔タイプ着物診断/パーソナルカラー診断は自宅教室にて準備中
顔タイプ診断Ⓡグループレッスンは随時受付(自宅・出張とも)