お正月準備の貼り絵(一例)
毎年恒例、毎年好評、小さな凧を台紙に使い、干支柄の千代紙で可愛い着物の貼り絵を作りましょう。
販売はminne
材料セットはminneで販売しています。
作りかたは教えません!と商品説明に書いていますが、笑
インスタとこちらにまとめてみました。
材料一式はこんな感じです。
作りかた
①ざっとコーディネートしてみる
着物のパーツを着物の形に置き、
帯と帯揚げ、帯締めをカットして載せてみましょう。
初めからひとつに決めず、何枚か並べて検討してみるとより素敵な組み合わせが見つかるかもしれません。
このとき、身丈と袖丈の調整も可能です。身丈は帯の隠れる部分で短くすることも長くすることもできます。お袖は肩のところで短くすることが可能です。
②半衿を作る
半衿は最初に作り、のちのちやり直しが利かないパーツです。
着る着物もそうですが、貼り絵も半衿がピシっと決まると作品が締まります。
身頃を裏を上に向けて置きます。衿のVと肩に糊を付け、半衿を表裏間違えないように貼ります。
左の画像↓は裏から見ていますが、実際は表を上に向けた半衿の紙片に糊を付けた身頃を上から載せて貼るとやりやすいと思います。
糊が乾いたら(ここポイント!)、半衿に切り込みを入れ、裏に折り返してVの形にします。折り返した部分に糊を付けて留めましょう。
ほら、可愛い衿元が完成です。
③帯まわりのパーツを決める
衿元が整うと、全体のコーディネートのイメージがしやすくなります。
改めて帯、帯揚げ、帯締めを置いてみて、最終的にコーディネートを決定します。
次に、これら3つのパーツを貼り合わせましょう。
上に来るパーツの裏に糊を付けて重ねていきます。
帯の上線の裏に糊を付けて帯揚げに貼る、帯締めの裏に糊を付けて帯に貼る、という手順です。
④台紙に貼る
凧には上下があります!
凧の上下を間違えないように置き、身頃の裏全体に糊を付けて貼ります。
今回は履き物を省いていますが、履き物を貼る場合はそれも考えて位置を決めましょう。
次に、帯を貼ります。
そして帯の両端を押えるように両袖を貼りましょう。
これでじゅうぶん可愛らしいですが、応用として、着物の袖の下に長襦袢を見せるのもより着物らしく華やかにもなります。
⑤モチーフを貼る
着物の柄の向きや途切れかたの気になるところ、柄が足りないところにモチーフの切り抜きを貼って全体のバランスを調整しましょう。
また、余白部分にも貼ることでより豪華な印象にもなります。
わたくしは松竹梅が揃うように、着物にない柄(竹)を台紙に足し、すべて途切れている梅を色を赤も加えて貼ってみました。
また、材料セットの着物の柄のウサギは、身頃と両袖の3つあるものと、片袖にはウサギが足りないものがあります。画像のように2つしかない場合、小さなウサギを入れています。それを左の上のほうに貼りました。
いかがでしょう。ひとつ前の画像と比べると、ずいぶん印象が変わったと思いませんか?
また、お手持ちの千代紙の切り抜きをあしらったり(↓右)、草履とバッグを加えたり(↓左)するなど自由に楽しんでくださいね。
⑥仕上げ
最終仕上げです。
まずは帯留のパーツを決めて貼ります。ひとつでもいいし、複数使っても華やかで良いです。
(水引を使う場合は2本のツノみたいに伸びている部分はお好みの長さにカットしてください)
次に文字です。材料セットには白い紙に判子を捺したものを入れています。それをカットして貼るか、お持ちの判子や手書きで文字やサインを入れましょう。右の文字は「癸卯」(みずのとう)です。
千代紙カフェ主宰
着物の形の貼り絵教室
ルルベちゃん認定講師P00504
顔タイプ診断Ⓡ/パーソナルカラー診断
保岡ゆかり

自宅教室にて制作、教室、販売
広島市中区にてグループレッスン可
京都市にてグループレッスン(不定期開催)完成品販売はminne
顔タイプ診断(パーソナルカラー診断)
顔タイプ着物診断/パーソナルカラー診断は自宅教室にて準備中
顔タイプ診断Ⓡグループレッスンは随時受付(自宅・出張とも)