しばらくソロで一生懸命活動してきたけど、近々3ピースでバンドを始める予定。
パンク畑で育った俺としては、やはりそういうノリのロックが一番気持ちよい。
うまく言えないが、パンクロックの原点は不良の音楽であり、そんな奴らが音楽の理論も分からずギターを持ち、マイクを持ち、やり場のない苛立ちや憤り、反体制などをステージの上でぶちまける。
70年代はやはりロックの黄金時代であって、ロックバンド、ロックシンガー達は皆、世の中に対する歌を歌っていた。
でも今はどうだろう?
愛だの恋だの、人に優しくだの、そんな事を唄う若い自称パンク野郎達。
愛の歌を否定はしないが、俺にしてみればそれはもはやパンクではないし、そんな奴らのライブなどGIGではなくコンサートだ。
そしてそんな軽い音楽はパンクではなくポップロックだ。いや、ロックかどうかも怪しい。
どんなに早い曲をやろうが、どんなにステージで暴れようが、そこにパンクの精神性が入っていなければPUNKではないのだ。
だから俺はこれからやろうとしてるバンドで、俺自身がカッコイイと憧れ、そして俺のスピリットにいつまでも影響を与え続けてくれたような音楽をやっていきたいのだ。
何の邪念もなく、純粋なだけの曲だけを作っていくのさ。