先月、参加したトーク&サイン会!
町田そのこさんといえば、本屋大賞とった
52ヘルツのクジラたち
ですよね。
トーク&サイン会の前に読まなきゃ、この本にサインしてもらうべき?と相当悩んで立ち読みやネット書評見て、うーーんと悩んで結局読まずに当日を迎えたのです。
〈ここからネタバレあるので未読の方、ネタバレパスの方はここでバックしてね〉
児童虐待やトランスジェンダーなどが入ってくるから、読んでてしんどい的な意見を見て、私もちょっと読んでしんどいのはなーと思ったわけです。
しかし、このトーク会で町田先生はプロットについての話の中から、「どうやったらこの2人をハッピーエンドに持っていけるか考えて書いていた」とおっしゃっていたので、大丈夫かな?と思って、やっぱり読んでみた。
で、私は本はその本を読むのにちょうどいいタイミングがあると思っているのね。
この本の後半に、夏の情景を思わせるところがあって、まさにタイミング的に夏休み期間の話だったから、やっぱり読むタイミングが今だったのねーと思った次第。
人間関係で一度死んでいた心や奪われた声を取り戻していく再生のお話。
誰かに助けを求めていいんだ、と思わせられるお話でした
ちょっとうるっと来ました。