長女(長男)役者病が出来上がる過程

(この場合の長女・長男は第一子のみを指します)

 

 

 

お姉ちゃん、お兄ちゃんはつらいよ、

 

 

『お姉ちゃん』『お兄ちゃん』と呼ばれてきた人が

 

 

生まれた順番だけで背負ってしまうもの

 

 


 

 花花花

 

 

 



 

わたしと母の関係性は

 

忙しさからの放任、放置系母と、

 

三姉妹の長女のわたし。

 

 

まあ、三人姉妹の中で年齢が一番上なので、

 

姉妹の中でも、かまってももらえず、


手も掛けてはもらえなかった上に、

 

わたしのことに気をかける余裕も


母は持ち合わせていない。


 

 

そして、母が忙しそうにしている姿を見ているので、

 

お願いをしたり、我がままに何かを言ったり

 

母を困らせるようなことは出来なかったのです。

 

 

 

そんな状態をベースに育ってきたので、


人に甘えられない。甘えることを知らない。

 

頼れない。頼り方も分からない。

 

お願いができない。お願いしていいとさえ思えない。

 

 

 

 

とにかく何でも自分で何とかしないといけない。



 

うちの場合父は父で話にはならないので、


頼れるのは自分だけ。

 

 

自分の力だけで、


日々の問題に対して何とかしていく、

 

そんな過酷なチャレンジがわたしの中で


行われていました。


 

 

 

そして、自分のことだけではなく

 

『お姉ちゃん、ちょっと見てあげて、』

 

母から飛んでくる言葉は、そんな言葉ばかりで

 

一番下の妹とは、8歳差で

 赤ちゃんだった彼女の世話をしていた記憶が

ハッキリと残っているので

 よくお世話をしていたんだと思う

 

 

お姉ちゃんとして、


幼い子のサポートをする。


世話を焼く。

 

 

もう一つのスペックが

そこで付け足されていました。

 

 

 

そして、わたしは4月生まれ、

 

幼稚園から小学校3年生くらいまでの間の、

同級生でも生まれ月による差があったころ

 

4月生まれで、生まれ月が早いので

同学年の子の中では出来ることや

理解が早い方に入っていた。

 

 妹のお世話による、

サポートスペックが備わっているので、

 2,3月生まれの子の作業が遅れていたりすると

手伝ってあげてしまう。

 

学校に行っても


『お姉ちゃん的な役割』


という環境が揃ってしまい、


 

更に人を頼ることの経験が出来ない


ということが問題を大きくしていった。

 

 

 

人生気が付いた時には、

お姉ちゃんという役割を背負って生きていた。

 

 

 

お姉ちゃんなんだから、小さい子に譲ってあげる

 

お姉ちゃんなんだから、小さい子を優先してあげないといけない

 

お姉ちゃんなんだから、我慢しないといけない

 

お姉ちゃんなんだから、ふざけちゃダメちゃんといい子にしてないと

 

お姉ちゃんなんだから、、、

 

お姉ちゃんとしての、、、

 

 

『お姉ちゃん』の役がいつもついて来る


 

お姉ちゃんの役がやりたいなんて、


一度も言ってないのに



 

お姉ちゃんと呼ばれて

 

お姉ちゃんという役を与えられてしまった。



 

お姉ちゃんという役を演じながら


お姉ちゃんとして生きている時間

 

 

 

それが、


『お姉ちゃんと呼ばれた』わたしの人生の


問題になってしまった。

 

 

 

 

続きます

 

 

 

 

 花花花

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます

 

 

 

 

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