突然ですが、私は食べることが好きです。
しかしながら好きだからといって
たくさん食べられるわけでも、
すごく早く食べ終わるわけでもありません。
人と食事に行ったら大抵最後まで食べてる、
もしくはみんなでゆっくり食べてる、
それが私です。

私は好きな食べ物のひとつにつけめんがあるのですが、今日は学校の近くのラーメン屋につけめんを食べに行きました。
行くのはとても久しぶりで、私の好きなラーメンつけめんTOP3には入るつけめんで、とてもとても楽しみにしていました。

そのラーメン屋はそこそこにお忙しく、けれどお昼の時間から少し遅れてたためか私はわりと待たずに入ることができました。つけめんを頼んでつけめんを待ち望み、わくわくし、さらに待つ。



つけめんでてこない。
私の空腹に悩まされ、隣で出てくるラーメンやつけめんはすべて他の人のところにいき、電車の時間も迫ってくる。
それでもつけめんはでてこない。

「お待たせしました!」
待ちくたびれて空腹しか考えられなくなってきた頼んでから約10分後。
私のお目当ての、待ちに待った、とても望んだそれが目の前に並びました。
いつもと変わらない見た目に目を輝かせ、いつもと違う時間の追われ方に時計を睨み、私は箸を持って食べ始めます。

電車の出発まで残り9分。
目の前のつけめんはするすると減っていく。
いつもの私と比べてとても早く減っていく。
そして私はその時麺を感じてました。
小麦。
私は時計と勝負し、ひたすら小麦粉を口に流す感覚でした。
初めて体験した新しい感覚です。

出発まで残り4分。
つけめんの終わりは見えています。
見えてはいますが、ペースダウンし麺が減る勢いが落ちています。
この時私は思ったのです。
もしかしてフードファイターなんじゃないかな私。
勢いで食べ尽くし、早さを競う。
ですが、私は彼らと違います。

つけめんを味わえてないのです。


出発まで2分前。
ラーメンを食べ終え、ランチサービスの杏仁豆腐をつるりと、文字通り飲み込み、休む間もなく電車へと向かいます。
食べた直後といえ、力抜きつつも走り、電車に乗ろうとエスカレーターを降りそうになった時私は見てしまいました。
エスカレーター下のホームで動く電車を。
そして私は思いました。
今度ゆっくり味わいにこよう。


フードファイターのみなさん。
是非ともいつか私に味わいつつ早く食べる方法を伝授してください。


ちよ