毎月恒例の個人的BEST 5。
8月。そんなに映画観れなかったんだけど、どれも良い映画ばかりを観れた今月。

このBEST 5は完全に個人的な感想、順位です。

これを観てくれてる皆さんのほんの少しでも参考にでも、『何借りよっかなー』って思ってる人がほんの頭の片隅でこれを想い出してくれればと想い書いてます。



でわでわBEST 5に…




【8月映画Best5】

1位 言の葉の庭
2位 フル・モンティ
3位 横道世之介
4位 僕の彼女はサイボーグ
5位 コーチ・カーター



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『コーチ・カーター』
サミュエル・L・ジャクソン主演のバスケットボールの映画。良く雑誌なんかに乗ってる「あまり知らないけど名作特選」的なのに必ず載ってたこの一作。王道のスポーツ映画の流れ。自分もスポーツをやってたのもあるしこういう映画は観終わったあと胸が熱くなる。日曜の夜なんかに観て明日からの一週間も頑張ろうと思えるような、そんな背中を押してくれる映画って感じ。スポーツ映画で言うと『タイタンズを忘れない』。これは秀逸。フットボールの映画です。いまだ僕の中でスポーツ映画と言えばタイタンズ。そちらもオススメです。少し脱線するが主演のサミュエル・L・ジャクソン、僕がハリウッド映画にハマった中高の頃、「サミュエル・L・ジャクソンはどの映画にも出てるんじゃないか…」という疑問が湧き出てくるくらい本当に観ない事ないくらいたくさんの映画に出ているイメージがある。サミュエル・L・ジャクソンってフルネームで言うのが自分なりのこだわり。TSUTAYAなどにオススメの一作として置いてありますので良かったら是非。


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『僕の彼女はサイボーグ』
これは意外だったー。正直自分でもこのランキングにこの映画がある事に驚いてる。映画の面白さっていうのは、宣伝・予告・あらすじなどだけではわからなく観てみると『⁈』って出逢いがあったりする。勝手な自論だが【深夜眠いのに関わらず映画を流し、気付けば最後まで観ちゃう映画】というのがある。この作品はまさにそれでした。綾瀬はるかさんは僕はこの作品の綾瀬はるかさんが1番良いなって思えました。脚本も意外と言っては失礼だけれど、良く考えられた脚本だなと感心しました。『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』に続く"彼女シリーズ"第3弾。僕はこの前の2つを超え1番良かった。



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【横道世之介】
もともと僕はこの作品の小説が大好きで。もし無人島に一冊本を持って行くとしたらこの本を一冊持ってこうと思ってたくらいのこの本のファンでした。だから余りにも本が好きすぎて映画館に行きたいのに行けなかった。そんな作品をやっと観れた。2時間半くらいあるけどそんな時間を感じさせる事のないあっという間の時間。この作品である沖田修一監督の作品『南極料理人』『キツツキと雨』、どちらもとても良い作品。そしてこの作品もとても良かった。観たかった映画を観終わって観て良かったって思える。本当だったら1位にしたいくらいの完成度の高い映画だった。しかし!…あまりにもこの作品の小説が好きすぎる所がこの順位へと変えました。


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【フル・モンティ】
今から書く発言は褒めてますのでくれぐれも誤解のないように……バカだったー!!!本当にバカなお話だったー!!!文章だけ見ると批判しているようにとらわれるので言うが、本当に最高に面白かった。かつて鉄鋼業で栄えたイングランドのある街を舞台に、鉄工所を解雇され失業中の金欠中年男6人が一攫千金のために男性ストリップ・ショーに出演するまでの話。あらすじを読んでもわかるようにブラックユーモアではある。内容はハートフルコメディ。ガハハと笑えるというより話や流れについてバカだなーと笑ってしまう。そして1シーン1シーンどのシーンも色んな笑いが湧き出て静かにクスクス笑えてしまうような。とにかく演出が細かい。ブロードウェイでもミュージカル化されてるこの作品。何も考えず無心で気楽に観れる映画ではないかと。これは良かった。


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【言の葉の庭】
これも完全に好みであって僕はこの作品が今月の1位に見事なりました。映画館で観よう観ようとずっと思ってた映画だったんだけど本当にタイミング逃して残念ながら行けなかった作品。作品の監督である新海誠監督の『秒速5センチメートル』。これを大学の授業で初めて観た時は衝撃だったな。「これ…アニメ?」と思わせるようなカットばかりだけれど、アニメにしか出来ない映像や表現を観て当たり前なんだけどやっぱり実写の世界で生きてる自分にとっては概念を超える表現や演出が多く感動しました。本作も映像技術はピカイチ。凄いね。雨がとっても綺麗。話自体は実際共感出来たりするかと言われたらそうでもない。でも作品は共感出来るかどうかというより、その世界に連れてかれたりするその感覚が好きだし映画の魅力だと思う。この作品はまさに連れてかれた映画。後、これは本当に個人的だけど舞台が新宿。そして、細かく言うと新宿御苑。新宿が好きな自分にとは親近感の湧く舞台。アニメーションの上映時間45分の作品。どうやらカナダのモントリオールで観客賞を受賞されてるみたいで。アニメーションが苦手、観た事ないという方にも問題なくむしろそういう方にこそオススメしたい一作。


以上。

と言いたいところですが、ランキングとは別でこの作品を…。



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『風立ちぬ』
この作品はなんかランキングに入れたりとか、面白い面白くないとかそういう類の言い方は全く出来なかった。宮崎駿監督のやりたい世界が映像から溢れんばかり伝わってくる熱意。そしてどこか俯瞰してこの映画を観てる宮崎駿監督。他のジブリ作品や、他の映画と比較をするような映画では全くもってないなと。もちろん、どの作品も映画は比較するもんじゃない、人それぞれの好みがあったりするのが面白いとこではある。けどこれはランキングに入らないで『あ、風立ちぬは入らないんだ。あんまりなのかな』ってこのブログを観てる人に思われたくないなって少し思ってね。あと…半年前に『東京が戦場になった日』というドラマに出演させていただき、東京大空襲が題材となった作品に関わらせていただいたその事はとても僕にとって大きく…この作品を観ながらも作品に関わる前と後では全く違ったろうなと思う。


書かせていだきました!まだ映画館に行けてない方は近々是非。


以上!

今度こそ以上!

コメントお待ちしてますm(_ _)m
これを観てくれてる友人、役者仲間の方々も気軽にコメントしてくれて構いません(^_^)








千代 將太