「食べたいものある?」と中1の子どもがLINEで聞いてきました。これは私がよく子どもに聞いたことですが、子どもから聞かれたのは初めてかもしれません。
もし治療が遅れたら、この子がこんなことも聞けなくなるかもしれないし、私も答えてあげられないかもしれません。6月28日の夕方、治療のために職場でいろいろと報告や相談をしてきた帰りの電車の中で、「食べたいものある?」というメッセージを読んで涙腺が崩れて大泣きしました。
「食べたいもの、玉子料理かな。」と答えました。
「おっけー。」
頼もしい!いつの間にか、部活のお弁当は自分で作る派になったので、何かを作ってくれるのかしら。
家に帰ったら、テーブルの上にこんな本がありました。子どもが学校の図書室で借りて来たものです。
どうやらがんに良い食べ物を調べていたようです。
メモを取ったりしていました。
青魚がいいらしく、イワシの蒲焼きを作りました。
うなぎかと思うほど美味しく出来上がっています。
親より、お上手です!感心しかありません。
がんと食事についてのメモ
その後、この本を買ってみました。
こういう組み合わせも全然いいのですね!
いわしとトマトと豆腐のスープを作りました。
庭で育てたミニトマトも大葉も入れました。
なかなか美味しかったです。子どもが苦手だったですけれども。
がん患者が避けた方がいい食べ物は?
がん患者が避けた方がいい食べ物については、以下のようなものがあります。ただし、個々の状況や治療方法によって異なるため、必ず主治医や栄養士に相談してください。
1. 加工食品:
- 高塩分、高脂肪、高糖分を含むもの。例えば、スナック菓子、インスタント食品、ソーセージなどの加工肉製品。
2. 揚げ物や高脂肪食品:
- フライドポテトやドーナツ、バター、クリーム、脂身の多い肉など。消化に負担がかかることがあります。
3. 高糖分食品:
- ソーダ、キャンディー、ケーキ、クッキーなど。血糖値を急激に上げる食品は避けた方がいい場合があります。
4. アルコール:
- アルコールは免疫力を低下させる可能性があり、治療中は特に避けた方が良いです。
5. 生もの:
- 生肉、生魚、生卵などの生食品は、感染症のリスクを避けるために控えた方が良いでしょう。
6. カフェイン:
- 過剰なカフェイン摂取は避け、コーヒーやエナジードリンクの量を制限することが推奨される場合があります。
7. グレープフルーツやその他の柑橘類:
- 特定の薬と相互作用する可能性があるため、注意が必要です。
8. 高塩分食品:
- 塩分の多い食品は、血圧を上げる可能性があるため、塩漬けや燻製、漬物などは控えた方が良いです。
これらは一般的なガイドラインであり、特定の治療や個々の病状に合わせて異なる場合があります。主治医や栄養士と相談して、最適な食事プランを立てることが重要です。
小麦、乳製品、植物油もダメという説は?
小麦、乳製品、植物油を避けるべきだという説には、いくつかの根拠がありますが、これらのアドバイスが全てのがん患者に当てはまるわけではありません。以下にその理由を説明します。
小麦
グルテン: 一部の人々はグルテンに敏感で、消化不良や炎症を引き起こすことがあります。がん患者にとっては、消化器系を保護し、炎症を抑えることが重要です。
高糖質: 小麦製品は炭水化物が多く、血糖値を急激に上げる可能性があります。高血糖状態はがん細胞の成長を助長するという説もあります。
乳製品
ホルモン: 一部の乳製品には成長ホルモンやその他のホルモンが含まれており、これがホルモン感受性のがん(例:乳がんや前立腺がん)に影響を与える可能性があります。
乳糖不耐症: 乳糖不耐症の人々は乳製品を摂取すると消化不良を起こしやすく、これが治療中のストレスとなることがあります。
炎症: 一部の研究では、乳製品が体内の炎症を引き起こす可能性があるとされています。炎症はがんの進行に寄与する可能性があります。
植物油
オメガ-6脂肪酸: 一部の植物油(例:大豆油、トウモロコシ油、ひまわり油)はオメガ-6脂肪酸が多く含まれています。これらの脂肪酸は過剰に摂取すると炎症を引き起こし、がんの進行を助長する可能性があります。
加工油: 一部の植物油は高温で加工される際に有害なトランス脂肪酸が生成されることがあります。トランス脂肪酸はがんリスクを高めるとされています。
注意点
個別対応: これらの食品を避けるべきかどうかは、個々の患者の状況によります。
体に炎症を起こす食べ物
アルツハイマー病やパーキンソン病の原因
甘い物、果糖ブドウ糖液糖、スポーツドリンク
グルテン、カゼイン、パン、牛乳
油もの、揚げ物、チーズ、クッキー
トランス脂肪酸
アルコール
加工肉、ハム、ソーセージ、ベーコン
味の素、アミノ酸
外食にはほとんど入っている
体内の炎症を抑えるためにできることは?
体内の炎症を抑えるためには、食事、ライフスタイルの改善、ストレス管理など、複数のアプローチがあります。以下に、具体的な方法をいくつか挙げます。
1. 抗炎症食を摂取する
- **果物と野菜**: 特にベリー類、ブロッコリー、ほうれん草、ケールなどは抗酸化物質が豊富で、炎症を抑える効果があります。
- **オメガ-3脂肪酸**: サーモン、イワシ、アマニオイル、チアシードなどに含まれるオメガ-3脂肪酸は、炎症を抑える効果があります。
- **全粒穀物**: オートミール、玄米、キヌアなどは、精製された穀物よりも血糖値の上昇を抑え、炎症を抑える効果があります。
- **ナッツと種子**: アーモンド、くるみ、フラックスシードなどは、健康な脂肪と抗酸化物質を提供します。
- **スパイスとハーブ**: ターメリック、ジンジャー、ガーリック、シナモンなどは抗炎症効果があります。
2. 炎症を引き起こす食品を避ける
- **加工食品**: 高度に加工された食品、トランス脂肪、精製された糖類や炭水化物は炎症を引き起こす可能性があります。
- **過剰なアルコール**: アルコールの過剰摂取は炎症を引き起こす可能性があります。
- **高オメガ-6脂肪酸食品**: サフラワー油、コーン油、ひまわり油などはオメガ-6脂肪酸が多く、炎症を助長する可能性があります。
3. 適度な運動
- **定期的な運動**: ウォーキング、ジョギング、ヨガ、太極拳などの適度な運動は炎症を抑える効果があります。運動はストレスホルモンのレベルを下げ、体内の炎症マーカーを減少させることが示されています。
4. ストレス管理
- **マインドフルネスと瞑想**: ストレスを軽減し、心身の健康を向上させるために役立ちます。
- **十分な睡眠**: 良質な睡眠を確保することは、体内の炎症を抑えるのに重要です。
5. 健康的な体重を維持
- **適切な体重**: 過剰な体脂肪は炎症を引き起こす可能性があるため、健康的な体重を維持することが重要です。
6. 禁煙
- **タバコを吸わない**: 喫煙は体内の炎症を悪化させるため、禁煙が推奨されます。
7. 医師の指導
- **定期的な診察**: 医師の指導のもとで定期的に健康状態をチェックし、必要な治療やアドバイスを受けることが重要です。
これらのアプローチを組み合わせることで、体内の炎症を効果的に抑えることができます。個々の状況に応じて、最適な方法を選ぶことが大切です。
知っている範囲で発癌性の高い食べ物をリストアップしてください。
発がん性が高いとされる食べ物についての研究は多岐にわたり、以下のような食品が特に注目されています。ただし、これらの食品が必ずしもがんを引き起こすわけではなく、摂取量や頻度、調理方法、個人の体質などが影響します。
加工肉
- ハム、ソーセージ、ベーコン、ホットドッグ: 国際がん研究機関(IARC)は、これらの加工肉を「グループ1(発がん性がある)」に分類しています。
赤身肉
- 牛肉、豚肉、羊肉: IARCは赤身肉を「グループ2A(おそらく発がん性がある)」に分類しています。特に高温で調理した場合(焼き肉、バーベキューなど)、発がん性物質が生成されることがあります。
高温調理された食品
- フライドポテト、ポテトチップス、トースト: アクリルアミドという化学物質が生成されることがあります。この物質は動物実験で発がん性が示されています。
精製炭水化物と砂糖
- 白パン、白米、パスタ、菓子類: これらの食品は高GI(グリセミックインデックス)で、血糖値の急上昇を引き起こし、インスリン分泌を増加させることでがんリスクを高める可能性があります。
アルコール
- ビール、ワイン、蒸留酒: 過度の飲酒は多くのがん(口腔、咽頭、喉頭、食道、肝臓、結腸、直腸、乳房)と関連しています。
トランス脂肪酸を含む食品
- マーガリン、ショートニング、ファストフード、加工菓子: トランス脂肪酸は炎症を引き起こし、がんのリスクを高める可能性があります。
燻製食品
- 燻製魚、燻製肉: 燻製過程で発生するポリサイクリックアロマティック炭化水素(PAHs)やニトロソアミンは発がん性があるとされています。
塩漬け食品
- 塩魚、漬物: 高塩分の食品は、胃がんリスクを高めるとされています。
焦げた食品
- 焼き肉、焼き魚、トースト: 高温で調理することで生成されるヘテロサイクリックアミン(HCAs)やポリサイクリックアロマティックヒドロカーボン(PAHs)は発がん性物質です。
その他の注意すべき食品
- カビの生えたナッツ、穀物: アフラトキシンという強力な発がん性物質が生成されることがあります。
発癌性を抑えてくれる食べ物は?
発がん性を抑える可能性がある食品についての研究も数多くあります。以下のような食品が特に注目されています。
抗酸化物質を多く含む食品
抗酸化物質は細胞の酸化ストレスを軽減し、発がん性を抑える働きがあります。
- ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリーなど)
- 緑茶(カテキンを多く含む)
- ダークチョコレート(カカオ含量が高いもの)
十字花科の野菜
これらの野菜には、がん予防に有効とされる成分が多く含まれています。
- ブロッコリー
- キャベツ
- カリフラワー
- ケール
- ブリュッセルスプラウト
鮭やマグロなどの脂肪分の多い魚
これらの魚にはオメガ-3脂肪酸が豊富で、炎症を抑える働きがあります。
- サーモン
- マグロ
- サバ
- イワシ
全粒穀物
これらの食品には食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で、消化器系のがんリスクを減少させるとされています。
- 全粒小麦
- オートミール
-玄米
- キヌア
大豆製品
イソフラボンという成分ががん予防に効果があるとされています。
- 豆腐
- 納豆
- 味噌
- エダマメ
果物と野菜
多くのビタミン、ミネラル、フィトケミカルを含んでおり、総じてがんリスクを減少させることが知られています。
- トマト(リコピンを多く含む)
- にんじん(ベータカロテンを多く含む)
- オレンジ、レモン(ビタミンCを多く含む)
- ほうれん草
ニンニクと玉ねぎ
これらの食品には抗菌作用と抗酸化作用があり、特定のがんのリスクを減少させるとされています。
- ニンニク
- 玉ねぎ
- ネギ
ナッツと種子
ビタミンEや健康的な脂肪を含んでおり、がん予防に有効とされています。
- アーモンド
- くるみ
- 亜麻仁
- チアシード
ハーブとスパイス
特定のスパイスには抗がん作用があるとされています。
- ターメリック(クルクミンを含む)
- ジンジャー
- ローズマリー
水
十分な水分補給は体内の毒素を排出し、がんリスクを減少させるとされています。