料理店を後にした私は

外に出てから考えを巡らす。

 

 

 

台湾は明日の午後便で離れてしまう。

 

ゆっくりと台湾を堪能できるのは実質今日だけ。

 

 

というわけで、

小籠包食い倒れツアーの開幕です!

 

 

参加者は 一名。

(随時参加者募集しております)

 

 

”よりおいしい小籠包を求めるべく、

可能な限り制覇せよ”

 

 

イエッサー!

 

 

などと勝手に脳内で楽しみながら、

あれやこれやとハシゴ酒ならぬハシゴ小籠包

 

 

 

小籠包で有名な鼎泰豐にも、

道場破りのごとく突入。

 

 

もちろん返り討ちにあったのは、

言うまでのない。

 

 

 

空心菜も食べたい。

ゴマ饅頭も食べたい。

 

 

いろんな店で箸休めもかかさない。

 

ふと時計を見ると 23:00 近く。

 

 

 

 

あたりは閑散な町がより閑散に、

少し危ないダークな雰囲気を出している。

 

 

 

歩いている人は、ちらほら。

あ、これヤバいやつかも。

 

 

 

このまま歩いてたら

危険な雰囲気

 

 

 

タクシーもなかなか捕まらない。

 

そこらへんに停めてある自転車を使っちゃおうか。

 

 

 

いや、一応私は日本代表。

 

日本のパスポートを汚してはいけない

 

 

 

それだけは、 だめだ、と自分を戒める。

 

 

待つこと数分。

 

 

 

 

空車のタクシーが通りかかる。

 

タクシーに乗り込みホテルの場所を伝える。

 

 

 

車内は沈黙

 

 

 

 

 

ありがたいことに何事もなく

すぐにホテルに到着。

 

深夜に乗るタクシーはドキドキした。

 

 

 

案の定、

冷房MAXのキンキンに冷えてる部屋が

私を出迎えてくれる。

 

 

冷房を消しベッドへダイブ。

 

 

 

 

小籠包を心ゆくまで食べた。

 

 

 

 

数時間で合計4件回ったのは

私ぐらいだろう。

 

 

 

4件も回るなんて

どれだけ一途なんだ。

 

 

 

もう

思い残すことは

 

 

ない

 

 

 

 

 

ちなみに

どの小籠包も最高に美味しかったのは、

言うまでもない。