ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動 モウムリポ

ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動公演 モウムリポ 「売春捜査官」と「カム・ブロォ・ユア・ホーン」を観に行きました。

Ａ公演「売春捜査官」

つかこうへい氏の「熱海殺人事件」のアレンジバージョンだそうです。

主人公・木村伝兵衛は女性で、色情の部長刑事。とある平凡な殺人事件をドラマチックに仕立てるべく部下達、そして犯人をまくし立て、男達を翻弄しつつも隠された真相を暴いて行く…といった感じでしょうか。

とにかく舞台上の役者さん達が大きな声でひたすら早口でまくし立てるので、圧倒されっぱなしで途中の記憶が飛んでしまいました そう言えば何年前だったか「熱海殺人事件」観た時も圧倒されてよく解らなかったなーと

つか作品、私個人的には苦手なんだな…再認識致しました

でも役者さん達、よくあれだけの台詞を凄い勢いで喋れるなーと感心してしまいました。ちょっと噛んでたけど。日頃から鍛えているんてすね。流石です。

でも何故にパンイチ？元々がそう言う設定？劇団の方針なのか？(笑) 目のやり場に困りました

Ｂ公演「カム・ブロォ・ユア・ホーン」

こちらはニール・サイモンのシチュエーションコメディだそうです。

ニール・サイモンと聞くと三谷幸喜さんを思い出します。次から次へと巻き起こる事件に翻弄される人々。笑えます 特に渡辺裕太さん演じるお母さん、素敵です。賢く無いけど家族が一番大事って感じが好き 裕太くんいい味出していました(笑)

でも一番好きなのは、増田赤カブトさん(女性です)演じるペギー 賢く無いけどボリューミーな魅力を余すことなく振り撒き、主人公の弟をメロメロにしてしまう…ぽっちゃり女子の希望です

そしてあの“高笑い”…アメリカンコメディ特有のあの“高笑い”インパクト有りすぎてスカッとしました 好きだわ～マスコットにしたい(笑)

久し振りに心から笑えました。

ただ、ステージと客席が激近なので最前列で観てたら汗が飛んできてヒョェェェ～ ハラハラしてしまいました。もう役者さん達の汗、半端無かったです



帰りにグッズのDVD付き手拭いを購入しました。4000円。手拭い付きのDVDでは無く、手拭いを買うと非売品のDVDが付いて来ると言うシステム。

DVDは前回公演「独りぼっちのブルース・レッドフィールド」 手拭いが4000円って高いけど、非売品DVDがオマケで付いて来るなら安いじゃん(笑) と言うことで購入

終演後にステージ上に即席販売所が設けられ、役者さんが手売りして下さいます。私は「売春捜査官」の後だったのでNPOさんが販売員さんでした

紺色と水色、二色あってどちらにしようか迷っていたら「迷いますよね～！僕も散々悩んで紺色にしました」と仰るので、ではお揃いで…と紺色にしました NPOさん、物腰柔らかくて素敵でした 「カム・ブロォ・ユア・ホーン」では頑固ジジィでしたけど

なんだか圧倒されっぱなしの２日間。楽しい時間をありがとう ポップンさん、また観に行こうと思います。