今年ももう2ヵ月過ぎてしまいました。
相変わらず更新しないブログですみません
27日の金曜日、久し振りにお芝居観に行きました。
ポップンマッシュルームチキン野郎「独りぼっちのブルース・レッドフィールド」
渡辺徹さん主演です。
以下、ちょっとネタバレなので御注意下さい↓↓↓
家族を惨殺された男の25年に渡る復讐劇。
事件の際に受けた怪我の影響で銃声を聞くと記憶が25年前に戻ってしまうと言う…その都度消えた記憶を日記で取り戻すと言う記憶障害と闘いながら、ちょっと変わった仲間達と続ける旅。
そのキャラクター達が実に個性的で笑えます。
主人公と同じように家族を惨殺されたインディアン(兄妹?親子かと思った)、強いふりして実は弱っちぃジャンボ兄さんとその弟達(弟達素敵)、ここまでは良い。と言うか普通(ジャンボ兄さんも十分変だけど…)
海で遭難して流れ着いた男装の麗人(フランス人?オスカルみたい)やらサボテン(棘が痛そう)、サソリ(実際はうんと小さいって説明してた)、挙げ句の果てにナップサック(もはや生き物でも無い)もう訳分かりません
でも、この訳の分からないキャラクター達が良い味出しています。私のお気に入りはナップサックさん。ナップサックさんは物や人を纏める力に長けているのです。大統領目指しちゃう野心家なのです。こんなナップサックさんのようになりたいと憧れます
と、こんな個性溢れる面々に大いに笑わされつつ、ギャング役の萩野崇さんの悪役っぷりに惚れ惚れ。銃を撃つときの不敵な笑いにゾクゾクしましたこの方、悪い役やらせると超セクシー ハートブレイカーズではいつも良い人の役なもので、違う魅力発見。
こんな大笑いしながらも順調に復讐は続き、遂に最後の一人を仕留めてみたものの…大どんでん返し。そんな馬鹿な…と絶望的な気持ちにさせられるも最後は…なるほど、そうきましたか!記憶障害が絶望から救ってくれると言う展開。泣かされて終了。
今回はこの一回しか観る予定が無く(今日が千秋楽)、もっと観たかったなぁと後悔。渡辺徹さん目当てでしたが、皆さん本当に魅力的で個性的で、他の作品ではどんな風に変身するのかなーって、とても気になりました。
そんな徹さん、流石な存在感
弱々ジャンボ兄さんに攻撃されて笑いが止まらず客席に顔を向けられないお姿に萌えました あとあのメイド服は違反かと… カチューシャ、決して小さく無かったです(笑)
と、笑いも沢山振り撒いて下さいましたが、日記を読んで苦悩する場面やビル・バセットに復讐しようとする場面、そして事実を知らされてからの10年間の苦悩。胸締め付けられました。徹さん素敵
今回、徹さんのご出演が無ければ観に行くことが無かったポップンマッシュルームチキン野郎でしたが、本当に観に行って良かったです。
開演前のミニお芝居もコントみたいで面白かった 途中からになってしまったのがとても悔やまれます。はぎーも出てたのに… ロビー開場している間にお手洗いとか済ませておくべきだった あぁ残念。
公演当日、「ご予約いただいたお客様へ」と言うメールが届きました。
今まで沢山お芝居観てきたし、主催する劇団のサイトで予約したこともあるけど、直接公演前にメール頂いたことは無く、最初は何か起こったのか?と吃驚。
その中身は…開演時間や開場時間、会場の住所や観劇に際しての注意事項などなど。とても丁寧で感動・感激してしまいました!初めて観に行く劇団だったし、正直凄い名前の劇団だったので、会場での対応とか心配だったのですが(すみませんm(_ _)m)要らぬ心配でしたむしろとても親切に対応して下さりありがとうございました!