こんにちは、chiya555です。
今年もいよいよ終わりが見えてきましたね。
私はここ数年、毎年確定申告をしているのですが、年末はいつもその準備に追われています。
その中で、一昨年に申告した
"先物取引の損失繰越(=その額までは先物取引利益を非課税にできる)"
の有効期限が、「あと1年1カ月」しか残っていないことに気づきました。
そこで、「この残り期間で損失分を使い切れるか?」と考え、いろいろ調査を進めてみました。
損失繰越(先物取引)を消化するための候補手法
調査の段階で、以下が候補となりました。
【有力候補】
・諦める(無理に取り返そうとして損を広げるリスクがあるため)
・FX(一部の海外業者などを除けば、先物と同じ「申告分離課税」扱い)
【その他候補】
・日経225先物・ミニ
・TOPIX先物
・日経225オプション(※プレミアム損益)
・商品先物(TOCOM)
・CFD(取り扱い商品によっては先物型デリバティブ扱い)
・暗号資産先物(国内業者の場合)
・バイナリーオプション(国内業者)
※補足:先物取引の損失繰越による控除は、先物取引で出た利益にしか適用不可 です。
その中で調査を進めるうちに、
「FXの異業者間両建てなら、比較的ローリスクで損益を調整できるのでは?」
と感じ、詳しく確認してみることにしました。
今回はその調査記録となります。
まず先に結論。
【少なくとも “私の場合は”、やる価値は薄そう】
以下、検証内容
今回調べた手法:異業者両建て+スワップサヤ取り
FX で異業者間で両建てする
・為替変動による損益は、買いと売りでほぼ相殺
・必要に応じて「利益 or 損失」を確定 → すぐに同じポジションを取り直す。これにより、スプレッド分の微調整だけで損益をコントロールできる(損失繰越の消化に使える)
↓
ただし、このままだと資金運用効率が悪いため、
業者間の “スワップ差” を利用してスワップ利益を狙う
いわゆる スワップサヤ取り を同時に行う形にします。
今回はこの「スワップ差」が期待できる 業者・通貨ペアの組み合わせを調査しました。
今回の調査内容
調査対象の通貨ペアは以下の3つとしました。
・USD/JPY
・MXN/JPY
・ZAR/JPY
目的は、
「最もスワップ差が大きい業者 × 通貨ペアの組み合わせを探すこと」
です。
調査結果

各通貨で、最良の組み合わせだった場合の “想定年利(レバレッジ1倍)” は以下の通り。
USDJPY:0.13%
MXNJPY:0.32%
ZARJPY:0.69%
結論
通貨ペア:ZARJPY(南アランド円)
組み合わせ:GMOクリック証券(買い) × 松井証券(売り)
この組み合わせが最もスワップ差が大きく、
スワップサヤ取りだけで 約0.69%の年間利回り が期待できました。
※スプレッドや手数料は未考慮
※両建てなので通常よりレバレッジを掛けやすく上記以上の利回りを狙うことも可能(とはいえロスカットリスクはある)
私の判断(やらない理由)
調査した結果「プラスにはなる見込みがある」ことは分かりましたが、
少なくとも 私自身は実行しない と判断しました。
理由は以下の通りです。
・先物取引がメインではないため、無理に損失繰越を使う必要性が低い
・そもそも"両建てによる損失繰越"が一時しのぎ感が強い?
・スワップ変動などのリスクがゼロではない
・想定よりも利率が悪かった。レバレッジをかければこの点は解消できますが、私はレバレッジは掛けたくない(両建てではあるが、異業者間両建てのためロスカットリスクは残るため)
・NISA枠がまだまだ余っており、そちらへの投資を優先した方が合理的と判断
損失繰越が使い切れないのは正直悔しいですが、
「取り返そう」と無理にリスクを取る方が、長期的には非合理」
と判断しました。
この辺りは人それぞれ(リスク許容度、損失繰越額、残りNISA枠の額、メイン投資手法…等の違い)で変わってくると思います。
免責
・本記事の内容は 2025/12/05 時点 の調査結果です。
・特定の投資手法・銘柄・取引を推奨するものではありません。
・実際の運用は、必ずご自身の判断と責任でお願いいたします。
最後に
おそらく、これが今年最後のブログになります。
読んでいただきありがとうございました!
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。m(_ _)m
