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ここはどこ?
「・・・・・し、べ・・・・じゃん・・・・・・ウ・・・か・・・」
誰かがいるの?
「あ、起きたよ!ネコちゃん」
ネコちゃん?僕のことを指さしてるけど・・・・。
ところでこの青い服の少女は誰?
「お・・・ってやっぱコイツネコじゃねぇだろ」
そう、僕はネコじゃないよ。
だって僕は――――――――
「初めまして!調子はどう?」
「動物じゃ喋るわけないだろ」
「まぁ、ぼちぼち」
「シャベッタアアアアアアアア!!!!」
「わー、お話できるんだね!あ、リュウです、よろしくね!」
「お、オレはタツだ」
「タツ・・・・・?リュウ・・・・・・?」
ボーッとしていた頭は、そこで覚醒した。
「“選ばれし5人”・・・・!」
「え、」
僕は立ち上がり、2人をしっかりと見た。
2人とも黒髪で、少女・リュウは青いチャイナドレスのような服を、
少年・タツは細くて長身で白衣を着ている。
・・・・・・・・・白哉が言ってたのと同じだ。
「白哉を助けて」
「「はい?」」
「ねぇ、お願い!白哉を助けて!」
「何言ってんだお前・・・・・ハクヤって誰だよ」
「僕の大事な、とても大事な親友。白哉は・・・・本当は
すっごくいい子なのに・・・・」
「あの・・・・事情を教えてくれないと」
「・・・・・・!ごめんなさい・・・・・。僕は、アシュ」
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(ライムside)
「茶っ!!上手い!!」
「あ、ははは・・・・」
「異国のお茶は飲んだことないけど・・・・美味しいな」
「ありがとうございます」
ボクはレンさんとコースケさんにお茶を淹れていた。
まぁせっかく来ていただいたんだしおもてなしくらい・・・
あ、お・も・て・な・し、おもてなs((ry
めんどくせ
「ライム・・・・・すっげぇ顔がゲスい」
「あ、いや気のせいです」
「・・・・・」
「ねぇ・・・・ライム、白い髪をした、う~ん十代後半くらいで
おでこんとこに縫い目がある少年を見たことない?」
突然コースケさんがそんなことを聞いてきた。
それって・・・・・。
「はい・・・・・ボクの敵だって言ってました」
「話したことあるのか!?」
「うわっ」
レンさんが急に立ち上がったので驚いてしまった。
レンさんは「あ、悪い」と言って座り直した。
「うーん・・・なんというか、その・・・・」
「おいライム」
「ふえっ!!?」
突然背後から聞こえた別の声にまた驚いて振り返った。
レンさんとコースケさんはポカンとしているが、この人は・・・・
「ぜ、ゼニラs」
「ゼニラだ」
「あ・・・・ゼニラ」
またくせで「さん」付けしてしまうところだった。
ていうかここボクの部屋・・・・・不法侵入者め。
「いつからそこに・・・」
「ていうかこのおっさん共誰だ」
「「誰がおっさんだ」」
「ハモッた」
確かにレンさんとコースケさんはボクらよりは歳上だが、おっさんと
いうほどではないだろう。むしろコースケさんはボクよりちっちゃい。
「・・・・ていうかお前あん時の」
「おぉ、なんだアンタか。まぁそっちのチビは知らねぇが」
「・・・・・・おいてめぇ」
ゼニラの生意気な態度に、コースケさんが見たことのない血相で、
しかも彼の小柄で失礼ながら可愛らしい容姿からは想像できない
ほどのドスの聞いた声を出した。
それを見てレンさんは「やばい」という顔をし、コースケさんを
抑えた。
「ま、まぁ、光介!こいつ悪いヤツじゃねぇから、な?」
「なんだアンタ真面目だな」
「・・・・・・」
「コースケさん・・・・?」
明らかに怒った顔をしている。怖い。
ていうかレンさんはゼニラのことを知っているのか。
「ごめんなお前ら、ちょっとコイツ最近機嫌悪くて・・・・」
確かにコースケさんはさっきから物静かで、口調も淡々と
している。どうしたというのだろう。
少し唇を噛んで、コースケさんは席に着いた。
「僕は人殺しだ」
「・・・・?」
「っ、おい光介、お前・・・・」
コースケさんが突然変なことを言い出した。
人殺し。
ボクだって・・・・・・・・そうじゃないか。
「神陰には申し訳ないことをした。僕達のために神陰は
食人をしてまで僕に殺させようとした」
「食人・・・・」
さっきまで生意気を言っていたゼニラもつまらなそうな顔だが
真剣に話を聞いてるようだ。・・・・・・多分。
にしても食人って・・・・残酷だなぁ。
「アイツ・・・・・もし生きてたら怒ってるかな」
コースケさんが悔しそうな顔をした。
シンオンっていうのは・・・・誰だろう?
でも、大切な人だったというのは、コースケさんの表情を
見ればわかった。
「ごめん。急にこんな話しちゃってさ」
「い、いや・・・それより、ゼニラも謝ってください!」
「はぁ?なんでお前に謝んなきゃいけねーんd」
「ボクじゃねぇよ!!!2人にですよ!!」
ボクのありえない口調によるツッコミに少々目を見開き
ながらもゼニラは「はいはい」と言った。
今のツッコミ結構楽しかった。
「まーわりわり。ところでえーっと・・・」
「連だ」
「そうそう、レンとやら、なんでアンタここにいるんだ?」
「いやお前人のこと言える?」
「言えねぇな。とりあえずなんでここにいるんだ」
「こん畜生」
「はいはい」
「まぁ、いろいろあったんだ」
「そうか」
「「通じたのか」」
「そうみたいだ・・・」
「そんで、“全てを変える者”のなんかわかったか?」
「なんかって・・・・」
「なんだお前も探してるのか」
「っせーな。そんで?」
「うーん・・・・・」
なんだか話がややこしくなってきた。
「白哉をいじめないでよ!!!!!」
突然聞きなれない声が聞こえてきた。
すると、さっきの青い色をしたネコのような生物が、
血相を変えて後ろに居た。
かなり体が小さい。手のひらサイズよりちょっと大きいくらいか。
「すべてをかえるものだか何だかよくわかんないけど、白哉に
酷いことはしないでよっ!!僕の友達だ!!」
「おいアシュ!お前まだ怪我してr・・・・」
「あ、タツさん!これどういう・・・・」
「アシュ、一回落ち着いて!」
リュウさんが子猫・・・・アシュ、といったか。を取り押さえた。
走ったせいでタツさんが短距離だとしても肩で息をしていた。
顔色もあまりよくない。
(やっぱり最近病状がひどい・・・・)
ボクはすぐに駆け寄りタツさんに状態を聞いた。
「だ、大丈夫ですか?やっぱりまだ寝てたほうが・・・・」
「あーいいって。それより人増えてねぇか?」
「ゼニラです。・・・ていうかリドさんさっきから見かけませんね」
「いや、イタズラで『誰でも人間になれるマシーン』にぶちこんで
人間化させてみたら部屋から出てこなくなった」
「かわいそうに」
「んお?タツ・シェンじゃねぇか。不調のようだな」
「・・・・?なんでオレのこと・・・・」
「ああああああああああもうややこしくなってきたああああああ!!
一回話まとめましょう!!!!!!!」
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「で、まぁよく分かんないってことか」
「全てにおいて」
「なるほどわからん」
「タツさん頭いいのに」
「うっせぇ」
突然のことだった。
景色が一瞬にして変わっていた。
空気が、明るさが、背景がすべて変わっていた。
「うわっ!?なんだこれ!?」
「り、リド!・・・・・ぶっはwwお前まだ人間姿・・・・ww」
「うっせぇ!!誰のせいだ・・・・って本当にココどこだ」
「皆ぁ!ウリレくん知らない!?」
「あ、クイさん・・・・・ウリレさん来てないんですか・・・・・?
ていうかゼニラさんもいない・・・・」
いまこの場にいたのは、ボク、タツさん、リュウさん、リドさん、
クイさん、レンさん、コースケさん、それとあの子猫。
あと・・・・・・・・・
「サヤ?」
リドさんがもう1人いた少女に声をかけた。
黄色がかかった切り揃えられた白い髪をした、ボクと同じくらい
か歳上だろうか、そのくらいの年齢の少女だった。
彼女もキョトンとしており、リドさんに気付いてハッとした。
「り、りりりリド!?なんだここは!なぜお前がここにいる!」
「こっちのセリフだ・・・・お前なら何かわかるんじゃないのか?」
「知らないわい!私が聞きたい!」
どうやら2人は知り合いらしい。
サヤさん・・・だっけか?が、少し顔を赤くしてるのは気のせいか。
「これはミッションだ」
もう1つ、声が響いた。
よく透き通っていて、聞いたことのある声だった。
「白哉!!」
子猫・・・・アシュが声を上げた。
白哉と呼ばれた少年は、サヤさんと同じ色の髪、額に
縫い目、青いネッグウォーマー・・・・・彼は・・・・!
「ふふふ、選ばれし5人と、レン、コースケ。・・・・ん?
その子は誰?」
どうやら彼、白哉はサヤさんを知らないらしい。
しかしサヤさんは、驚いたような顔をしていた。
「まぁいいや。君たちがココにこれたのは、アシュのおかげ
だよね。酷いじゃないかアシュ、急にいなくなるなんて」
「酷いのはどっちだよ!僕だって・・・」
「はいはい、そういうのいらないよ。ま、世界がいろいろ
変わっちゃう前に、僕が作ったモブ敵たちとでも戦って
みてよ。僕のとこに来るの待ってるよ~」
突如始まったこのゲーム。予告も説明もなしに。
そして目の前に広がる、RPGに現れそうな黒い影の敵。
遠ざかる彼の背中を見て、サヤさんが呟いた。
「兄上・・・・・!」
つづく
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あけましておめでとうございます、今年もリア充爆発して
もらいます。
