今日は光田健一さんの歌声を | まいのブログ

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日記代わりにブログを書いております。
大好きな石井竜也さんのコンサートやイベントへ参加した際の記録や、日常の記録です。
石井竜也さんとの出逢いは、2014年2月。
自分の為に書いているブログですので、ご意見やご要望はお断りします。


こんばんは。
今日の東京は、一日中、雨。
お昼頃には、かなり激しく降りまして。
晴雨兼用の小さな傘で出掛けた私は、結構、濡れました。( ̄▽ ̄)

そんな雨の中、所用を済ませまして、帰宅の為に地下鉄の駅で電車を待っておりました。
時刻は15時頃だったと記憶しております。
電車を待ちがてら、iPhoneでTwitterをチェック。
フォローさせて頂いている方が、こちらの情報をリツイートなさっていまして。
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おっ!Σ(OωO )
光田健一さんが、病院でコンサート?

光田健一さん、石井竜也さんのバンドメンバーとしてコンサートに参加なさっている方ですよね。(*^^*)
最近ですと、先月、東京と大阪のBillboardライブで開催されました、石井さんの〝ジャズっぽい〟コンサート【LIKE A JAZZ】でキーボードを弾いていらっしゃいましたよね〜。(*^^*)
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光田健一さんのファンの方、石井竜也さんのファン仲間の中にも沢山いらっしゃいます。(*^^*)

で、そのツイートをよく見ましたら、開催日、今日ではないですか!Σ(OωO )

でも、今から一時間後に開演!?Σ(OωO )
間に合わないか。。。

あらっ!Σ(OωO )
今居る駅から直通電車があるではないですか!

行ったことのない場所でしたが、Googleマップで調べましたら、今居る場所からは電車&徒歩で45分位でたどり着けそう。
到着は開演ギリギリになりそうでしたし雨降りなのが難でしたが、行ってみる事に。

開演の5分くらい前に病院に到着しまして。
入口を入りましたら、コンサートの案内がありました。
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コンサート会場は、東京医療センターの、ガラス張りの吹抜けのあるロビー。
ピアノが設置されていますね。
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写真右側を見ますとカウンターが並んでいまして、普段は、診察後の会計の順番待ち等に使われているスペースの様。
写真左側はブラインドが降りていますが、一面ガラス張りになっていまして、外はバスロータリーの様な設備。
3階まで吹抜けになっています。

会場を歩いていましたら、病院スタッフの方よりこの日のコンサートの案内を手渡されました。
「ぜひ、聴いて行ってください。」と、手当たり次第に手渡されていました。
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光田健一さんを紹介するページ。
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関わりのあるアーティストとして、石井竜也さんのお名前もありますね。(*^^*)

この日のコンサートで共演されるのは、クラリネット奏者の松永彩子さんと、フルート奏者の沢野茜さん。
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1時間15分に渡り、結構な曲数を演奏されました。
光田さんが仰るには、終戦の日の今日だから選ばれた曲が多いそうです。

光田さん、この病院の近所にお住まいだそうでして。
この病院の前をよく通過されるそうです。
患者としてこの病院のお世話になった事は無いけれど、このガラス張りの吹抜けを外から見ていて、こんな天井の高い場所で演奏してみたいな、と思われていたそうです。
その思いが叶ったのが3年前。
今回で3回目の『SUMMER CONCERT』なのだそうです。

「患者さんを写さない」という条件で病院スタッフさんより撮影&掲載許可を頂けました。
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光田さん、涼しげなグレーのお着物にお帽子、赤いフレームの眼鏡でした。
んぼの康第、光田健一です。」とご挨拶されていました。( ̄▽ ̄)

光田さんが昨夜、会場の写真入りでツイートされていますね。(*^^*)
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光田健一さんを石井竜也さんのステージでしか拝見した事の無かった私にとっては、光田さんはピアニスト&バンドマスター。
まさか、歌を歌われるとは思っていませんでした。
今日演奏された10曲中、下記の6曲は、光田さんはピアノを弾きながら歌も歌われまして、その優しい歌声に聴き入りました。(*^^*)
『椰子の実』
『瑠璃色の地球』
『さとうきび畑』
『木蘭の涙』
『言葉に出来ない』
『ありがとうのこと』

『OCEANUS 〜オケアノス・海の守り神』は、光田さんのオリジナル曲なのだそうで。
海の曲なので、震災の後に東北でこの曲を演奏された時には、憎らしい津波を思い出させてしまうのでは、と心配されたそうです。
でも、聴いている内に豊かな海を思い出してくれた様でした、と仰っていました。

松田聖子さんの曲『瑠璃色の地球』は、終戦の日だから選ばれた曲なのだそうで。
25年か30年位前の曲ですが、良い歌はこうして歌い継いで行かれるとイイなと思います、と仰っていました。
光田さんのお声の優しさと美しさが際立って聴こえた曲でした。

『Nuovo Cinema Paradiso』は、光田さんが色々な作曲家や演奏家と巡り会えた中で、人生で一番好きな曲は何かと訊かれたら迷わず選ぶ曲なのだそうです。
エンリオ・モリコーネさんというイタリアの作曲家が作った映画音楽だと解説されていました。

『さとうきび畑』は、今日が終戦の日という事で歌いたいな、と思った曲なのだそうです。
沖縄戦を題材にした曲で、さとうきび畑が広くずっと続くその中で、ザワワザワワと風に揺れる光景の中に居る、戦争でお父さんを喪った主人公の心が深く刻まれている曲だとの解説がありました。
皆さんも幸せや平和というのはどうしたら訪れるのだろうとか、大切な人を思い浮かべながら聴いて下さい、と仰っていました。

『アリオーゾ・エレガンテ 〜arioso ed elegante』は、光田さんのオリジナル曲。
『ムーサの果実』というアルバムに入っている曲なのだそうで。
〝ムーサ〟とは、古代ギリシャ語で音楽とか芸術の神様なのだそうです。
英語で言うと、ミューズ。
「僕たちは練習をして皆さんの前でとても緊張して本番の演奏をするのですが、耳と心を傾けてくれると更にやる気が増して、思ってもみない演奏が出来たりするものです。それを僕たちは〝何か降りてきたね〟と言い合ったりするのですが、それがきっと音楽の神様のイタズラなのではないか。」と言う様なお話をされまして。

石井竜也さんのコンサートへ通い始めて3年半の私にも、その〝音楽の神様のイタズラ〟に心当たりがあります。
石井さんだけでなく、他のアーティストさんのコンサートでもそうなのですが、たまにとんでもなく心を震わせる演奏に遭遇する事があります。
もちろん、石井さんの毎回のコンサートは素晴らしいのですが、飛び抜けて素晴らしい公演があったりしますよね。
私の主観で挙げますと、私が初めて石井さんに会いに行きました2014年3月8日のサントリーホールでの『はなひとひら』と『White Memories』。
2015年3月28日の愛知県体育館での愛知万博開幕10周年記念事業で歌われた『愛の力』。
2015年12月23日の名古屋国際会議場でのレクサスさんのクリスマスコンサート。
2016年5月1日の岩船山クリフステージ#16での和のコンサート。
2016年7月29日のホテル椿山荘でのディナーショー。
最近ですと、2017年6月10日の【ISHYST 〜REMEMBERING SONGS〜】札幌公演。
こういう〝音楽の神様が降りてきた〟コンサートの会場に居合わせますと、本当に幸せだなぁと感じます。(*^^*)

『木蘭の涙』は、スターダストレビューの曲なのだそうで。
私、スターダストレビューという名称は何となく聴いた事はありますが、よく存じません。( ̄▽ ̄)
光田さん、スターダストレビューのメンバーでいらっしゃったのだそうで。
『木蘭の涙』は、大切な人が空へ旅立って行くという曲。
「人間というのは、いつかは必ず空へ行ってしまうもの、だからこそ今を、一分一秒を温かい優しい時間が流れて行けば良いなと思って、音楽も少しでもその手助けになれば良いなと思います。よかったら、大切な人を思い浮かべながら聴いて下さい。」と仰って歌われました。

『言葉にできない』は『木蘭の涙』に続けて、曲紹介無しに演奏が始まりまして。
オフコースの曲ですね。
私、オフコース、結構、好きでして。
20歳頃によく聴いていました。
暗い歌詞の曲が好きで。( ̄▽ ̄)
当時、失恋したタイミングでどっぷりとオフコースの世界に浸って現実逃避してしまった数週間があり。
私の様に根が暗い人は、失恋した時に聴いてはいけないですね、オフコースの暗い歌詞の曲は。(。-∀-)
20歳でオフコースの世界に居た私、米米CLUBに惹かれる訳がなかったのよね、と、今この文章を書きながら納得しました。( ̄▽ ̄;)

光田さんがコーラスでレコーディングに参加される等、小田和正さんとは親しくされているそうで。
最初、光田さんはこの曲をラブソングだと思っていたそうで。
「でも、段々と時が経つにつれ、人と人との関係は大切なものだと気づかせてくれた曲でした。」と仰っていました。

最後に『A Dancer Unknown 〜見知らぬ国で』『ありがとうのこと』を演奏され。
『ありがとうのこと』は、光田さんの自作の曲。
10年くらい前に、ご両親が癌を患っていらっしゃる知人に依頼されて作った曲なのだそうです。
癌患者とその家族のフォーラムを創設するにあたり、そのフォーラムの為に作られた曲。
ご自身にとっては重いテーマだったけれど、他の人の悩みを考える機会になったのだそうで。
「人はいつか空へ旅立ってしまう。その時にどんな事を遺して去って行くのかな、それから、亡くなった人に伝えたい事は何かな、と考えたら、やっぱり〝今迄ずっと見守ってくれてありがとね〟という事かな。ありがとうの言葉に集約されるのだと思いました。」と話されていました。

1時間15分の演奏を終えられ、こちらの病院の副院長と記念撮影。
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副院長のお顔出しでの掲載も許可を頂いています。


光田さんの歌声、イイですね。
また聴きたいです。(*^^*)




では、また。
おやすみなさい。💤