昨日会社の子(28才♀)と話したこと。

♀「最近、天気のせいか家に引きこもってナメクジみたいにベッドでグダグダしちゃうんです」

私「そんな時あるよね。人恋しい気持ちはあるんだけど、友達に会うのも億劫、みたいなね」

♀「そうなんです。しかも女友達に相談したいことがあっても、実際話すと昔みたいに共感し合えない、というか、イライラしちゃって。相手も真面目に答えてくれているのは分かってて、感謝してるのに、しっくりいかなくて…。そんな自分にまた自己嫌悪しちゃうんです」



彼女の話を聞いて、あー、分かる、分かるって思いました。

学生時代や20代前半の頃は、恋愛の悩みでも仕事の悩みでも、なんでも女友達に話していました。
話して解決する訳じゃなくても、グチ混じりに話すことで、相手からも賛同してもらえて、なんかスッキリする。
女友達サイコー!
女子会サイコー!
って。そう思えてた。


でも、だんだん大人(?)になるにつれ、そういった女友達も、もちろん自分も、それぞれ違った環境で暮らし、違った立場になり、違ったものを抱えるようになってくる。

そうした中で、素直に相手にウンウンと頷いていられなくなってきて。

「私の場合は~」とか、「私の思うに~」っていう自己が出てくるようになる。

それに対して言われた方も、
満月満月ちゃんはそうかもしれないけど、こっちはこっちなりの事情があるのよ」
という気分になり、なんとなくイライラしてきてしまったり、分かってもらえない孤独感を抱いたり。



誰もが自分の人生において、(大げさに言えば)生き方というものが確立されてくる年齢だから、ある意味当たり前なことなんだと思います。

ただ、いつも一緒で一番近しかった女友達という存在が、なんでも話せる相手ではなくなってきたと感じる時の淋しさや居心地の悪さは、コミュニケーションを重視する女性陣にとって、結構大きなことなんですよね。


私も三十路に入り、昔よりも女友達を遠く感じることがあります。

さらにその中に、結婚した友達への焦りや、仕事で成功している(ように見える)友達への嫉妬や対抗意識があることが自分で分かっているので、余計凹むんです。



母は、
「50才過ぎると、子供も成長して、夫の社会的ポジションもメドがついてきて(笑)、そういうことでヤキモチ妬いても仕方がないってみんな悟ってくるから、もっと楽に付き合えるようになるよ(笑)」
って、笑って言っています(笑)

…じゃあ、結婚しなかったら?
私はずっとこのヤキモチめいたモヤモヤを抱えていくのかしら…???



今の時期が第2の思春期みたいなもので、もっと真っ直ぐな気持ちで早く女友達と向き合って笑顔になれる日が早く来るといいな~(しみじみ)