着物をもっと簡単に着たい
楽しみたい
と言う思いを持っていたお客様のご要望で
今日、お手持ちの着物を2部式にリメイクをしました。
と、その前に・・・
私自身、作ったこともなく、
寸法の割り出しもできず・・・
本とネット検索で、これだ!と言うものを計算をし、
早速、昨日、試作をしました。
それをもとに、夜遅くに
今日のレシピをつくったのですが、
あんなにネット検索しても出てこなかった2部式の寸法が
なぜか、すんなり出てきて・・・(と、言っても、尺とか寸の単位で表記されていて、センチに変換計算)
いろいろと参考にさせていただきました。
まずは、着物を試着してみておはしょりがどの程度でるのかチェック。
身丈の短いきものだったので、長着の状態で着るにはおはしょりが出てこない事が判明。
あれこれ、計算して、ここをカット!と、いう線にハサミを入れて貰いました。
身丈が短い着物だったので、下の部分の生地が足りないため
すこし、生地を足し・・・
2時間の作業で、下衣は完成。
上衣はおはしょりのところのくけ縫いをしてもらうため宿題にして、続きは明日・・・。
先週、お見えになったお客様。
もう~あれから、きものばっかり見てるんです・・・との事。
週末には、きものショーにも行ってきたとか。
お客様があこがれている着物のイメージをみて、
感じ方は人それぞれだと思います。
かわいい!すてき!と、思う方と
えっ!って思う方とたぶん分かれると思います。
えっ!って思ったのは、じつはワタシで、
この着物の話をされたのが娘2号でした。
私自身、きもののお勉強をしたわけではなく、
伯母が和裁師で、着物を仕立てているところを幼い頃から見て育ち
一昨年から、お着物の先生のところで、ミニの着物や浴衣を仕立てて楽しむ程度でしたが、
やはり、自分が知っている着物とは違っていたため、
それを理解するために、すこし、自分でもお勉強をさせていただきました。
着物の知識がたくさんあるわけではないので
あまり深くの着物のことを知らないから、
なににでも対応しているコトンだからこそ
お手伝いができる事もあるのではと思えるようになりました。
何よりも、お客様がおっしゃていた事
「こんなにかわいい着物がリサイクルショプで売られていて、簡単に着れず楽しめないのは残念」
気楽に着れるために・・・ということで、
2部式の選択となったのですが・・・
実際に作ってみると、なかなか、良いかも。
着物を楽しむ手段の一つとして、
自分の生活に取り入れていくのも良いと思います。
すべては、日本の良き伝統のもの。
先人か作って来たこの文化を受け継ぎ、アレンジして楽しむ事はとても素敵なこととおもいます。
続きは明日・・・。
いよいよ完成させます。