とんびがくるりと輪をかいた
ホ~イのホイ
鳶が好きです。
山の鳶がすきです。海辺の鳶は荒々しくて好きになれません。
山の鳶はのんびりしていて、それで賢く
カラスに絡まれても、
カラスと喧嘩になっても、
相手にしない賢さ、これ、わたしにない性格なのよね~
だから、
山の鳶が好き
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変 容
金継ぎのごとくに雷(らい)は夜を裂き鈍きとどろを曳く雪起こし
腑抜けたるわれが膝折り野に伏すに君のふるるか淡雪となり
綿雪はふはりふはつと宙に浮く仄かに蒼き水母のごとし
母の骨ひとかけ残しし壺を掌にカタと音させ確かむる夜
ことごとく否定を耳に生かされてかなしも変容できぬ蛇(くちなは)
氷雨ふる田面(たおもて)を突く鴉ゐて営営と時は鄙にし過ぐる
夜の浜へ怒濤が寄せて曳くたびを煌めきて消ゆ砂の一条(ひとすぢ)
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こんなにも小さな花が、咲いている・・・・


