こんにちは!

 

今日は、カレンデュラのハーブ療法についての続きです。

カレンデュラは、胃炎や消化性潰瘍、胃腸内壁の炎症などに効果的なんだそうです。
 ・胃のカタルを乾燥させ、下痢を抑え、出血を止める
 ・苦味質は、肝臓や胆のうの働きを助け、うっ血をやわらげて胆石を防ぐ
 ・胆汁と消化酵素の分泌を促進し、消化吸収を促し、腸機能を促進
 ・頭痛、吐き気、無気力、いらいらといった肝臓障害に関わる症状をやわらげる

以上の消化器系の症状に使われるようですが、特に肝臓についての症状に対応することが多く書かれているようですね。
肝臓の機能は解毒作用ということでもあるので、体内の浄化にも役立つ、ということも書かれています。
利尿作用もあるということなので、尿からも毒素を排出させるということになりますね。

抗炎症作用を増幅させるサリチル酸物質を少量含むということで、リューマチ、関節炎、痛風にも用いることができる、とのことです。

以上は飲用ということになりますが、外用ではどうでしょうか。


「フラワー療法事典」には、切り傷、創傷の出血を止める救急薬、と書かれています!
ただれ、潰瘍の消毒、治療薬に適している、とも書かれています!
外用に使う場合は、アルコールに漬け込んでの、チンキにして使う、ということのようですが、つぶしただけの花は、組織の回復を急速に促し、傷跡を最小限に抑え、けがによる炎症や晴れ、浸出を緩和し、静脈のうっ血を解消します、と書かれています!
創口などに使う場合、感染症に注意しなければなりませんので、実験する時には、逆に悪化してしまうことも想定しないと、危険かもしれませんね。


虫やスズメバチ、ミツバチにさされた時には、つぶした花をすりこむと良い、とも書かれています。
スズメバチに刺されたら、アナフィラキシーショックになってしまうことも考えて、救急車を呼ばなければならない事態でもあるかもしれませんが、何も対処できない状況で、カレンデュラがそこに咲いていたら、花をつぶして擦りこんでみる、という選択肢も、ありなのかもしれません。

あくまでも、「フラワー療法事典」に書かれていることであって、近代医学で実証されたと書かれているわけではないので、要注意です。

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様々な言葉は、どんな立場でどんな団体の学問体系によって使っているのかを確認してみなければ、違った意味で使っていることもあるので、言葉の定義については、これだけが正しいと思いこむことは、ちょっと誤解が生じる可能性もあるので要注意です。
  
それから、何度も繰り返し書いておきます。
「治療」など、「医療行為」と混同するような書き方をそのまま使ってお客様に「勧めて」しまうと、医師法違反になったり、薬機法違反になったりしますので、気を付けてくださいね。
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