こんにちは!

 

今日は、植物療法の中で、「にんにく(ガーリック)」を取り上げてみたいと思います。

 

こちらの本を参考にしました。

 

 


ユリ科、と「フラワー療法事典」に書かれていますが、今現在は、分類が変わっています。
かつての分類法では、ユリ科ネギ属だったのですが、現在使われているAPG体系では、ヒガンバナ科ネギ属と分類されています。

ニンニクは、数千年にわたって治療に用いられてきました。

精をつけようとお料理に使うことも多いですから、強力な効果を実感しやすい植物なのでは、と思います。



紀元前1500年頃のエジプトの医学書には、頭痛、身体の衰弱、喉の感染症を含む諸症状に対するニンニクを用いた200以上の処方が書き記されています。
喘息、黄疸、歯痛、皮膚の諸症状、寄生虫の治療薬、解毒剤・・・。
中国と日本では、何世紀にもわたり高血圧の治療薬として服用されてきた歴史もあります。
【強化・強壮、解毒】は、ニンニクのサプリメントなどにもよく書かれていますね。

 


もう一つ、面白いことが「フラワー療法事典」に書かれていました。

「形而上学的なあらゆる悪影響からの保護」に使われてきた、というのです。
ドラキュラを連想しますね。


匂いのきつい他のハーブ同様、ニンニクは神秘的な魔力を秘めていると信じられていた。
古代中国ではニンニクは、凶眼を追い払うために用いられていました。
多くの伝統文化において、魔女や魔法使い、悪魔、悪霊の攻撃をかわすために、屋根や船尾からニンニクをひもで吊るしたそうです。

本当にそういった効果があるのか?
ちょっと試してみようかな?と思ったふなちゃんでした<(^-^)

----↓注意事項↓-----
様々な言葉は、どんな立場でどんな団体の学問体系によって使っているのかを確認してみなければ、違った意味で使っていることもあるので、言葉の定義については、これだけが正しいと思いこむことは、ちょっと誤解が生じる可能性もあるので要注意です。
  
それから、何度も繰り返し書いておきます。
「治療」など、「医療行為」と混同するような書き方をそのまま使ってお客様に「勧めて」しまうと、医師法違反になったり、薬機法違反になったりしますので、気を付けてくださいね。