今日の解剖学のテーマは、「筋肉の特徴を捉えて鍛えるには」です。

筋肉は、収縮することで力が発揮できます。

筋収縮には、静的なものと、動的なものがあります。

静的なものを等尺性収縮(アイソメトリック)、動的なものを等張性収縮(アイソトニック)と言い、その仕方によってトレーニングの方法が異なってきます。

一定の姿勢をキープして負荷をかけるトレーニングがアイソメトリック。

 

 

動かして鍛えるのがアイソトニック。


 

筋肉には、瞬発力に優れた白筋と、持久力に優れた赤筋があります。

重量挙げの選手は白筋の割合が多く、マラソン選手は赤筋の割合が多いです。

 

筋肉を太くしたい(白筋の割合を増やす)ならアイソメトリック(等尺性収縮)、持久力を付けたい(赤筋の割合を増やす)ならアイソトニック(等張性収縮)が向いています。

 

どのような動きでどのような回数、どのような強度で運動(トレーニング)したら、どのような身体ができあがっていくのか、勉強しながらトレーニング内容を組み立てると、自分の変化も目でみてわかるので、なかなか面白いものです。
自分との対話、より健康に、という意味でも、トレーニングはぜひおすすめです。
見た目は筋肉質だけども、ぎっくり腰になりやすいという方もいるので、要注意ですよ。