こんにちはニコニコ

 

 

今日の解剖学のテーマは、「爪が教えてくれること」です。

爪の色は、下の真皮の血管の色です。

爪の一部を押すと、そこだけ一瞬白くなるのは、血管が押されて血流が止まるからです。

貧血になると、赤血球が少なくなり、爪が白く見えるようになります。


また、貧血や慢性胃炎の場合、爪が反り返るスプーン爪になることも。

 

 

爪が割れやすいのは、栄養不足やストレスが原因ですが、爪の縦じまは、年を取ると誰にでも表れます。

一方横じまは、けが、体調の乱れ、栄養不足、ストレス、高熱などで、爪を作る組織の働きが一時的に鈍るときに出ます。

 

爪は2週間でおよそ4mmほど伸びるので、そのころ自分の体調や精神状態はどうだったか思い出してみましょう。

 

爪の色が黄色や黒になって、厚くボソッとした感じになっている場合は爪白癬(爪の水虫)かもしれません。

 

心臓や肺の問題などで、指先の皮膚が厚くなり、爪が下向きになる「ばち指」になることもあります。

何の問題もないケースもありますが、病気があって、その症状が出るより先にばち指になることもありますから、こうした変形には気を配りましょう。

 

 

他にも、爪の色など、おかしいなと思ったら、皮膚科や内科で見てもらうと良いですね。
マニキュアをしていると、爪の様子がわからなかったりするので、マニキュアをする時は、健康な時に限りますね。


 

健康観察するには、自分の手は見やすい場所ですね。

爪を見ただけで今日の健康状態がわかる、くらいになると、達人かもしれません(*^^*)