昨夜遅くに帰宅。
帰りの新幹線で東京駅から三連席の通路側で寛いでいると、新横浜から酎ハイとスナック菓子と釣竿を持った爺さんが真ん中の席に座って来た。
(「お」なんて付けて呼ばないよ。)
ちょっとほろ酔いの爺さんは、
「これはこだま?」と不安げに聞いてきたので、
「こだまですよ」と答えると、
安心して酎ハイを飲み始めた。
しばらくすると、車内を見回る車掌さんを呼び止めた爺さんは、「浜松に行きたいのだけど浜松は何時に止まるのか?」と尋ねていたので、
「〇〇分着ですよ。私も浜松なので着いたら声かけますよ。」というと、爺さんはよかったー!✨という顔をして、
「え!あんたも浜松かい!!よかった!
オラァ初めて一人で新幹線に乗って、息子のところへ行くんだが、ツアーでなら乗ったことがあるが、一人は初めてだから不安でね。そらよかった!」
と、酎ハイをグビグビ飲んでご機嫌に話はじめた。
「いやね✋オレは〇〇(東京の地名)で今日は家で酒を飲んで寛いでいたら、もう一人東京にいる息子がコロナになったってんで、家族に移したくないからオレんちにしばらく居るってんで、急遽オレは次男の家に避難することになって飛び乗った新幹線が浜松止まらないってんで、新横浜で降りてこれに乗ったってわけだが、その隣りに座った人が同じところで降りるって、こりゃ面白い縁だねぇ🤣」
ペラペラ喋る爺さんの話から、
コロナになった息子は有名な医療機関勤務。
避難先の息子も浜松では有名な大企業勤務。
……すごく嫌な予感がしたので、
マスクを外し顔を近づけてアルコールを含みながらペラペラペラペラ喋って来る爺さんに確認してみました。
「…もしかして、打ちました?」
と、腕に針を打つジェスチャーをしながら聞くと、
「!! ぷっ うひゃひゃひゃひゃ🤣
それがよ!明明後日に5回目の予約をして
打つところだったのによ!!」
と、爺さんはヒッヒッヒー!!🤣と笑い、
こちらに身を乗り出しながら、
スナック菓子で油が付いた指を私の左腕(お気に入りのニットの服)にバシバシと叩いて来て、
「それなのによ!息子がコロナになったってんで、浜松の息子のところに行くことになって打てなくなったんだよ🤣」
マジか…
私は咄嗟に顎マスクを鼻まで上げた。
シェディングの実害や専門家の記事を読んでいる私は、シェディングを信じているので、4回のソレはそーとーのストレスに変わった。
というか、油が付いた指で人の服に触るなよ💢
(親切心が仇となった💧)
「私は反ワク派なので、ワクチンを打ってないですが。」と言うと、
「へー!変わった人だねぇ?
だけどオレは氣にしねぇよ。🥴
あなたが打ってなくてもオレは平気だよ🤣」
(いや、私が氣にするってーの!💢
気にしないなら避難するなよ。打ったら重症にならないんでしょ?💢)
「打った人の方が打たない人より感染していることはご存知ですか?」
「……えぇ!?知らねぇよ。嘘言っちゃいけねぇよ。」
「厚労省のHPをご覧になりましたか?
ご自分の目で確認された方がいいですよ。」
「そんなもん観てねぇよ。
見方も分からねぇもん。見ねぇよ。」
(いや、見ろよ。見てから反論しろよ。)
「どちらにしても、殆どの人たちが打ったのに
相変わらずだから打たない方がいいと私は思いますけどね。」
「だってタダだぜ?
タダなら打った方がいいだろ?」
……
「タダじゃないですよ。国民の税金ですよ。
ただより怖いものはないと思いますけどね。」
「ぶはっ🤣🤣🤣 面白いこというね〜!!
あ、あなたいくつ?しっかりしてるねー!!」
「もうじき50歳ですよ。」
「ええぇー!!!
嘘だろー!!!
どう見ても30だろ!!?
ちょっと!マスクを取って見せて!!🥴」
と素手でスナックを食べていた手で、
無理矢理マスクを外す爺い💢
(そーとー失礼😡)
「嘘だろー!!!??」
「よく言われます。(←でもちょっと嬉しい)
声が大きいので静かにして下さい」
「な、なんでそんなに若いんだ!??」
↑注意直後は小声で話す爺さん。
「なるべく身体に負担のあるものを避けて(毒を入れない。)デトックスを促し、免疫を高めているからじゃないですかね?」
ぶひゃっ🤣🤣🤣
面白いこというなぁ〜
オレにはできねーな。
↑絶対に信用していない。
(でしょーね)
もう話すだけ噛み合わず無駄だからテキトーに会話をすることにしたのだけど、性格上、嘘は付けないので正直なことを最短で答えることにする。
「しかしもったいねぇ〜なぁ〜…
こんなに綺麗な顔しているのに結婚もしてないなんて…もったいねぇなぁ〜…🥴」
(↑ウザいけど悪い気はしない。)
「いや✋ けして美人じゃねぇよ!!」
(何!!💢ブチッ💢って別にいいけどね。)
「美人じゃねぇけど、魅力的な綺麗な顔だ!」
(……。)
「あ、スナック菓子食べてよ♡」
……。
あるある話なんだけど、
コロナ怖くて避難して来るほどなのに、
素手で食べ物を摘んで食べて、指を舐めて、
また摘む。
人にそれをすすめる。
ウィルス関係なくても、知らない人の間接的なのって、普通に嫌なのだけど
本当にこの数年、おかしな矛盾を感じます。
で、スナック菓子を断った私に
「あなたは綺麗だけど可愛くない!
もったいないけど可愛くない!!」
という爺い。
つまり、
言うこと聞かない人は可愛くないあるある。
その後ベトベトの指で人の腕をつねって来たり、
性格に問題があるに違いない。とか、
あなたはコンプレックスの塊があるに違いない。とか、大失恋の経験があるに違いないとか言いたい放題。
こーいう団塊世代の大人には慣れているけど、
面倒臭い人に親切しちゃったな…
こんなに酒癖が悪いのか?(素なのか知らんけど)
根は悪い人ではないのが分かるだけに面倒臭い。
ようやく浜松駅に着く頃、
「もうじき着きますよ」と教えてあげてから慌ててトイレに駆け込んだ爺さんなのに、
トイレに戻って来たら「え?もう浜松?なんで教えてくれなかったんだ??!」と、ちょっと怒って慌てて棚の釣り竿を取ろうとするものの、
奥に転がって取れないので土足で椅子に登って釣り竿を取るので注意したけど聴こえていない💧
その際、スナックや飲み掛けの酎ハイの缶を撒き散らす💦
既に新幹線のドアが開くところで、
せめて缶やゴミを拾うように伝えて、私も手伝うつもりが、先に席を立って通路側に出ていたので、他の人も出口に向かって歩いていたので無理。
「ゴミなんてそのままでいいんだ!!」
という爺さん…😡
もう最悪な酔っ払い爺さんだ。
私は仕入れも兼ねて東京へ出張していたので、
重いキャリーバックを持っていたのだけど、
爺さんが世話になったから持ってくれるという。
重いのでやめた方がいいと言っても
江戸っ子爺さん、男のプライドで後に引けないのか、無理矢理私からキャリーバックを奪い持った瞬間、
うっ!!!重い…
「10kgはあると重いますが、軽い方ですよ😁」
「こ、こんなのを片手で持って階段を昇り降りしてるのか?!!その小さな身体で?!!」
「古武術習って少しずつ体幹鍛えてますし、小さくても大きな力を出せることができるんです。
(↑私はまだまだですけどね。)
それにセルフケアで年々体力が上がっていて、元氣有り余ってるんですよね〜✨」
と、爺さんからキャリーバックを返して頂き、
階段をスタコラサッサと駆け降り振り返ってニヤリ😈✨
「はい。北口の送迎レーンはこっちですよ。」
「世話になったから息子に家まで送らせる!
このままお別れするのはもったいない!!」
と言ってくれた爺さんだったけど、
私はさっさと離れたかったので、
爺さんを安全な場所まで送ったところで
「もうこれ以上打たない方がいいと思うよー✋
しっかり公式の資料を調べてねー!!📣」
と反対側の出口に向かいダッシュでサヨナラしました。
色々な人がいるとは思うけど、
特に多いであろう色の人と触れ合った帰り道でした。
帰宅して、油シミにならないよう、
速攻で服を洗いました。
愛