居酒屋にて | 35K/hで通勤

居酒屋にて

私には行きつけの店がある。

1軒は焼き鳥屋。もう1軒は夫婦でやっている居酒屋。
2軒とも大将がいいキャラをしているので気に入っている。

焼き鳥屋の大将は、口が悪い。
「chittonちゃんは胸がへっこんどるけんねー」
行く度に言われる。

私は貧乳は認めないでもないが、へっこんではねぇーーー!!!!
大変なセクハラである。
今度セクハラ委員会に訴えようかと思う。もちろん議長は私だ。

しかし、そんな言葉にも私はめげずに通う。



もう1軒の居酒屋の大将は、焼き鳥屋とは相反して
ものすごく腰が低い。
「chittonさん、今日雰囲気違うくない?美人に見えたぁ~」

お世辞にも程がある。・・・でも嬉しい。



こういう店に通うと、自然と他の客とも顔なじみになるのだが
最近、よく「おっ、宮崎の」と言われる。
そう言われるのは私が宮崎出身であるからで、名前が宮崎さんである訳ではない。


私は、高校を卒業してからずっと他県で生活して来た。
宮崎を離れ、すでに11年。
方言は使わないし、すっかりなまりも抜けていると信じて暮らしている。


先日、腰の低い大将が
「この前大学生が来て、話し方ですぐ宮崎の人だと分かったよ」と言った。


まーねー、大学生つったらまだ宮崎から出て間もないもの。
すぐ分かるでしょうね。と心の中で思っていた。


すると大将「chittonさんと全く同じ話し方やったよ」と。

・・全く同じですか。そうですか、私は11年も外にいるのにですか。



他の客と話をしても、すぐに「あれ?福岡の人じゃないよね?」と言われる。
出身地を教えるとすぐに「やっぱりねー」と納得される。
宮崎はイントネーションが独特であり、他県と区別がつきやすいらしい。


そんなこんなで「宮崎の人」と呼ばれるのだ。



なぜ、なおらないのか。 


考えてみる。


郷土愛ゆえにひょっこり訛りが顔を出すんでしょーなー。
人に言わせると、ひょっこり ではないみたいですけどね。



5月に友達の結婚式で、実家に帰る。

そして、私の宮崎イントネーションは更に強力になって帰ってくるのだ。


たぶん、あと10年経っても20年経ってもなおらないんだろう。
そして「宮崎の!」って言われ続けるんだろう。

もう私は諦めた。



全国にちらばった宮崎県民よ!
イントネーションなんて気にしないで良し。
これも個性だ。そのままで突き進むのだーーー!!!