川沿いの素敵ハウス | 35K/hで通勤

川沿いの素敵ハウス

私の住む街にはホームレスが多い。
そして私の会社がある川沿いにも数名のホームレスが住んでいる。

会社の行き帰りなどに見かけると
正直言ってあまりいい気分はしないものだが、
その中に1人だけ気になる人がいる。

断っときますが、もちろん恋心で気になっている訳ではない。


その人は70歳後半くらいのおじいちゃんホームレスなのだが
なんだかとってもかわいい (´∀`*)
よく散歩中のおばさんに話しかけられたりしている。


そのおじいちゃんは犬と暮らしている。
私が知っているだけでも今の犬は2匹目になるだろうか。

前、何かの拍子で1回だけ話した事がある。
その時に犬の名前をたずねたら「ようこ」だと教えてくれた。
てっきり雄犬だと思っていたのと、あまりに人間的な名前に私は驚いた。

きっと、おじいちゃんは奥さんを病気で亡くして自暴自棄になり
ホームレスになったのだろう。きっとその愛する妻の名がようこに違いない・・・
もちろん、おじいちゃんの素性なんて何も知らないが私はこっそりそう思っている。



このおじいちゃんの驚くべき所はマイホームを持っている所だ!
・・ああ、段ボールなんかを集めて作ったやつね。
みなさんそう思っただろう。それが違うのだ。

そのハウスはH約100センチ×W約150センチ×D約70センチくらいの長方形。
壁はプレハブに使われてそうな材質。
入り口は大きく、開け閉めできる様になっておりカギ付。
川沿いに建てられている為、川側の壁には窓までついているのだ!!


私が今の会社に入社した頃にはそんなものはなかったのだが、
川沿いの遊歩道の工事が始まり、終了した後にそのハウスは突然出現した。
どうも工事関係者がおじいちゃんの為に作ったみたいだった。

その遊歩道はどう考えても公共の場所。
そんな所に家をおっ建てて撤去されないのだろうか?と不思議に思っていたが
今だに住んでいるくらいなので許されているんだろう。


おじいちゃんは秋になると遊歩道の落ち葉の掃除に勤しむ。
その集めた落ち葉が入ったゴミ袋を
朝、清掃職員が集めに来ているのを目撃した。

なんと!おじいちゃん家はゴミ収集ルートに入っているのだろうか!?
大変驚きである。


こないだは普通にコンビニで買い物をしているのを見た。
犬も不自由なくエサを与えられている様だ。


うーむ。ほんとに謎が多いおじいちゃんである。



もし、あのドアが閉まったまま開かない日が続く事があったならば・・・
(年が年だけに心配である)

私が市役所か警察に連絡せねば!!
おじいちゃんとは何の関係もないがそんな使命感にかられている。