災害に備えて。② クレクレ例 | ちるちるの手作りミニチュア(ピグ)ライフ。+多肉

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こんにちは~晴れ

 

 

避難所での「くれくれ問題」は

検索すると過去に実際あった経験など

たくさん紹介されていますが

実際経験してみないと実情はわかりませんね

 

(前回の記事で備蓄する人は10~20パーセントと

書いてますが

実際はもっと高いという記事がありましたが

備蓄していると知られない方がいいと思っている方が

多く それも数字を左右しているのかもしれません

どちらにせよクレクレ問題はなくならないと思います)

 

日本は「助け合い」を

とても重要視されとてもいいことですが

「くれくれ」は 助けてもらいたい側の

一方的な要求ばかりが強く

ちゃんと備蓄してきた側にはとても理不尽だなと

思われることも多いようです

 

知り合いが阪神淡路大震災を経験してるので

聞いた話もありますが

同じような経験は多々あるようで

ほんの一部ですが書いておきます

 

・若い夫婦が持ってきていた毛布を

「子どもがいるから

お年寄りがいるからあげるべき」と

横取りされた

 

・おむつやミルクを

分けてくれと言われ 最小限の数しかないと夫婦が断ると

関係のない周りにいた人たちから猛烈に責められた

 

全く関係のないおばさんが来て

「あっちに赤ちゃん連れの人がいるから

分けてあげたら?」と催促され

しぶしぶ おむつを渡すと

その人たちからお礼を言われ得意げにしてたおばさん。

必要な人から直接言われるならともかく

こんな人もいるえー?

 

 

・一人暮らしだったので 一人での

避難所生活でとても不安だったのに備蓄してた食べ物を

「ひとりでこんなに食べ物は必要ないはず」と決めつけられ

高齢者と子供連れの家族に取られてしまった

(高齢者 子どもを引き合いに出されるケースが多い)

 

・みんなに分け与えて助け合うべきと

避難所の人々が持っていた食べ物を強制的に

没収した高齢者がいた

 

・避難所には行かず自宅で避難してたら

庭になった果樹を勝手に入ってきて

みんなが来て取っていった

注意したら「こんな時は助け合いだろう!ムキー

と逆切れされた

一方的過ぎて 助け合いになってないと思った

 

・近所の農家さんちに人が殺到して

助け合いだ! と言いながら

畑の野菜を持っていかれた

もちろん物々交換でも何でもないので

嫌そうな顔の農家さんが気の毒だった

 

 

 

物があると知ると

人は群がります

誰かがやりだすと 自分もやらないと損だと

集団心理が働くんでしょうか

怖いです

 

災害時に助け合いはとても大事です

人に分けたりは

とてもいいことと思えますが

一方的過ぎると どうなんでしょう

まず一番に守るべきは

自分と家族です

 

分けて当たり前

分けないとみんなで非難する

 

それはちょっと違う気がします

 

 

 

避難所は知り合いもいるわけですから

断るにも勇気がいりますね

上手く断れればいいですが

家族の分を削って家族につらい思いをさせるか

近所付き合いを優先させて耐えるか

人それぞれの決断です

「もし分けなくて付き合いがギクシャクしても

それを根に持つようなご近所さんなら

付き合わない方がいい 

そんな人たちは今後何があっても自分本位だから」

と割り切る方も

います

 

家族のためにと準備していたものです

他の被災者のために準備していたわけではないでしょう

 

長引くであろう避難所生活

物資もまだまだ入ってこない日々の間

家族だけでも精一杯です

 

空腹を紛らわせるためというより

震災を乗り越えるための心の安定のためにと お年寄りが

楽しみに持っていたわずかなお菓子でさえ 

取り上げられた例もあるようで

 

このお年寄りにとっては 辛い避難生活では お菓子も

小さな気持ちの拠り所だったのでしょう

備蓄は精神面にも大きく影響を及ぼします

 

自分たちが生き延びるために

備蓄していた物資に余裕が

あれば おすそ分けもいいかもしれませんが

ひとつ分けると 我も我もと

みんなが 集まってきて催促され

結局全部なくなったり

分けないとまるで悪者扱いされるなんて

理不尽ですね

 

「家が倒壊して

何もない状態になってる人たちがいたら

力になってあげたい助けたい」と

誰でも平常時は考えてはいても

 

いざ自分が被災したらなかなか綺麗ごとだけ

言ってられないのも事実です

 

避難所に行く際に持って行けるものは

たかだか知れてます

それを分けるのはきついことです

でも自宅にはちゃんと備蓄していたら

取りに行ったりできる

という安心感もあるようです

 

でも普段から備蓄をしていると知られていると

盗みに入られたりするので

みんな内緒にしてるのかもしれません

 

避難時ではちょっと 場所を離れたり

眠っているときも盗まれたり

これはもう犯罪です

災害時は疲れや恐怖 空腹などで

みんな普通ではないと思った方がいいようです

 

食べ物が入ったバッグは抱えたり

枕にして寝るとか

 

場所を離れるときは

必ず誰かを待機させるとか

 

食べ物も匂いのあるものは避けたり

咀嚼音が出るものは 

屋外でこっそり食べるとか

いろいろあるようです

 

特に一人暮らしの方は

狙われやすいようで

誰かと組んでトイレや見張りなど

協力した方がいいようです

 

落ち着ける場所としての避難所も

これでは気が抜けないでしょう

 

そんな場合での対処なども

紹介されています

 

経験してみないと

ほんとに想像できないことだらけですタラー

 

・クレクレ言われたら気が小さいので

断り切れない笑い泣き だから

他の人にあげるものも準備した方が

いいかもしれない・・

 

という方もいます

金銭面でも 精神面でも大きな負担です

それだけの余分なものを命からがら逃げるときに

クレクレ言われるから 断れないからと

持って逃げるのは難しいです

 

こんな事例を知る前まで

私も ちょっと誰かに分けるくらいなら・・

と漠然と思ってましたが

備蓄を持ってるのを知られたら

くれくれと 押し寄せたり

盗まれたり 

あげないと非難されたりとかあるなら笑い泣き

と考えてしまいました

 

 

皆さんの意見を見てみると

くれくれなど避難所での対策には

 

・きっぱり断る(これが一番難しいショック

・絶対に備蓄があることを知られないようにする

・物々交換してもらい 交換するものがない人には

 断る(でないと次々とくれくれと 押し寄せてくるから)

・いかにも防災リュックです。という非常用リュックは

 何でも入っていると思われたのか

 いろんな人から ○○は持ってないですか?と

 言い寄られた

・使い捨てトイレを分けてくれと言われたので

 交換条件に うちの汚物も一緒に受け取るなら。というと

 諦めてくれた

絶対必要なものは可愛いポーチやブランドの物には入れない

 ポーチ欲しさに中身も一緒に盗まれたから

・子どもが可愛いマスコットをリュックにつけたら

 よその子どもたちが欲しがりもめる原因になった

・ミルクなどは小分けにしておいた方がいい

 たくさんあるところを見られるとクレクレと来る

・貴重品は必ずウエストポーチに入れ

 肌身離さずした方がいい

・10円玉の小銭をビニール袋に入れてトイレに行ってた

 襲われたらそれを振り回して逃げた

・避難所にはできるだけ行かず車中泊する

・近所の人には備蓄してることは絶対に言わない

 (クレクレ言われても知り合いなので断りづらいから)

・逆に 近所の人には

 備蓄してると言って

 もしもの時に備えての備蓄を薦める

 

この最後の備蓄を薦めるってとこ

私も以前ご近所さんに薦めたら

 

「あんた そんなことやってんのかね

うちは な~~んもしてないよ

いざって時はどうにかなるよ

そこが日本人のいいとこや

そんときは あんたのとこから

分けてもらえば安心やねOK 頼むねゲラゲラわっはっは」

と言われましたガーン←この方高齢者さんですタラー

 

今になって思います

この人 くれくれ人になる人やん真顔

被災し避難したら 一番にこの方が私のとこに

来るんでしょうか滝汗

町内の集まりで聞いたとき

ほとんどの方が備蓄をしていませんでした

しかもすべて高齢者おーっ!

うちの地域は古い住宅地なので

6割以上が高齢者です

 

町内で話していると・・

 

今はいろんな情報がネットで

拾える時代ですが高齢者は

それをせず(できず?) とにかくテレビなどでしか

情報を得ないので危機感が薄いのか

そう感じました

 

報道はいいところしか報道しませんから

(救援物資が各地から届けられた自衛隊が

すぐに駆け付けた ボランティアが全国から

来てくれたなど)

それだけを信じてみんなが助けてくれると

勘違いしてる節もあるようです

 

そうじゃないよ

各自でちゃんと準備しておかないと

人任せじゃ駄目だと思いますよ!

いくら言っても 無駄でしたショック

あれから何年も経ちますが未だに

考えを変えて備蓄してる人は

ほぼいませんガーン

やっぱりそれ以降も

新しい情報を見ようとしてないんだなと

 

中にちょっとだけだけど

準備はじめたよという高齢者の方がいて

別居の息子さんや娘さんから促されたと言ってました

 

これって町内会や地域ぐるみで

言っていかないとダメなのかな

 

 

そういう人結構多いです

地震も震災も怖い怖いあせると言いながら

何も準備してない人タラー

いざというときは 誰かが何とかしてくれるって

信じてる人

 

そういったこともあり避難所には

行かず車中泊をする方も多いようです

 

私も家が倒壊したときは

想像もできなかった こんなことも踏まえて

可能ならば車中泊も視野に入れておくべきと

今回準備を始めたわけです

 

こんな方たちばかりではないと思います

支えあって乗り切っていく方たちも

沢山です 

高齢者の方も ちゃんとわかってる方たちは

備えあれば愁いなし と

備えてる方もいると思います

離れて暮らしてるご家族が備蓄や防災など

促してあげるのも大事ですね

 

でも

その反面いろんな真顔な方たちもいるということを

知っておかなければいけませんね

 

多くの方たちは自分たちのことで精いっぱいです

(もちろん備蓄してても家が全倒壊で何も

避難所に持ってこれなかった方たちは

別として)

 

何も準備してこなかった人たちに

わざわざ分けられる余裕はないのだと

考え できるだけ

自分で備蓄するのが一番だと思います

 

自分自身と家族は自分で守る。です

 

 

 

長くなってすみません

一応参考として こんな投稿を見つけました

 

ライフライン復旧の国の目標日数

東京都の首都は、

電気が6日、上水道が30日、ガスが55日

 

あくまで目標なので災害規模によると

もっと長引くかもしれません

これが地域によってどんどん差が生じてきます

 

都心で起きた阪神淡路での実際のライフライン復旧は

神戸市で

電気[7日間]

ガス[85日間]

水道[91日間]

下水道[135日間]だったそうで

 

下水道でいえば

これはあくまで 都心部の耐震の下水管が通っていて

都が管理しているところなので

 

私有地ならば破損していたら業者に

各自で依頼して修理しなければ

いつまでも水は出ない流せないし

業者も修理の順番では 何か月も先ということにも

なりかねません

 

ライフラインがこんなに長く止まるということは

なおさら備蓄は必要ということです

 

人間食べる事が重要

それについてくるのが「出す」ことです

食べるものは備蓄しても

下水道が復旧までの長い間のトイレ問題は

どうするか

そんな関連記事を見つけたので

参考程度にアップできたらと思います

 

今日も見に来てくれてありがとう~晴れ

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