フジミ模型株式会社が販売した「スカイライン2000GT-R」のプラモデルです。1969年に登場した4ドア車のハコスカGT-Rを1/24スケールでキット化した製品ですが、このインチアップディスクシリーズでは純正ホイールの代わりにインチアップしたホイールとエアロディスクが付属していました。説明書に消費税の記述があることから1989年(平成元年)頃の製造と思われます。

 

箱の側面は実車の解説

 

反対側は製品の説明

 

「超偏平タイヤは、ピレリP-7、ミシュラン、アドバンHF-Dタイプの内、1種類が入っています。」「インチアップホイールは、リネアスポーツ、インパルシルエット、インパルメッシュ、RSワタナベ、ボルクメッシュの内、1種類が入っています。」

 

「エアロディスクとはホイール内に充満する熱ガスを強制的に吐き出し、ブレーキの冷却、CDの低減などの空力特性を向上させるフィン付カバーです。」「このキットには、インパル、ボルクレーシング、ポルシェ、ヒーローズレーシングの4種類のエアロディスクの内、1種類が入っています。」

 

当時の価格は800円。今でもインチアップシリーズとして販売が続いているキットですが、現在の製品にはモーターライズ用の金具類やエアロディスクは付いていないようです。

 

箱の中身。箱のサイズは縦20cm×横32cmほど。

 

ノーマル車とレース仕様車(八の字シャコタンも可能)の選択ができるため細かいパーツが多い印象です。

 

ホイールは「RSワタナベ」、タイヤは「ピレリP-7」が付属。箱絵と同じものが入っているようです。

 

エアロディスクは「ボルクレーシング」が付属していました。

 

グリルは「昭和44年式」「昭和45年式」「金あみ(レース仕様車)」から選択

 

車体裏面も再現されていますが、電池ボックスが入る都合により車体内部のエンジンは省略されています。

 

モーターライズ用に金具類も付属。FA-130モーター、単三乾電池2本、ムギ球5個は別売り。

 

付属のデカール

 

 

説明書