今年もあと四日となりました。
慌ただしく仕事に追われる毎日の中で、今年得ることが出来た物は何だろうと考えてみました。
…
うーん
『人は見た目で判断出来ない』
かな。
お休みをいただいた今日は、おせちの準備のお手伝いをしていました。
おせち料理はハレの日に相応しい、縁起のいい食材や料理がたくさんあります。
例えば海老は『腰が曲がるまで長生き出来るように』
黒豆は『マメに働けますように』、またまめ(魔滅)の意味で『邪気払い』
昆布巻きは『よろこぶ(昆布)』『よろこぶ(養老昆布)』
など一つ一つに意味があります。
今日私が準備したのは『お煮しめ』です。
お煮しめとは複数の食材を合わせて炊いた家庭料理の一つ。
「えーそんな地味な料理なんて誰も食べないよ」
と言いながら沖田さんはつまみ食いをしていきましたが、お煮しめにも縁起の良い意味がちゃんと意味があります。
お煮しめは根菜類やこんにゃく、鶏肉、椎茸など、様々な食材を一緒の鍋で煮ることから
『家族が仲良く一緒に結ばれ、末永く繁栄しますように』
という願いが込められています。
今回炊いたのは蓮根、人参、こんにゃく、鶏肉、昆布。
見た目重視より味と量を重視したので見た目はよろしくありません(汗)