自刃と自害 | 千歳日記

千歳日記

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今日は白虎隊の日。


慶応4年8月23日(1868年10月8日)飯盛山に居た白虎隊の支柱二番隊が城下の町に火の手が上がっているのを若松城が落城したものと思い、その場で自刃しました。


この『自刃(じじん)』という言葉は良く時代劇で耳にしますが、『自害』との違いをご存知でしょうか?


『自刃』は字の通り『刀を用いて命を断つ』


『自害』は『刀以外のものを使い自ら命を絶つ』


自刃は喉を切る、突く、腹を切るなど。


自害は毒や睡眠薬を用いる、入水等で命を絶つ。


腹を切ると『切腹』となりますが、切腹は自分の意思ではない『刑罰』として強要されることも多かったそうです。


ちなみに三島由紀夫の場合は『割腹自殺』と表現されていますが、自刃や切腹とは違うのでしょうか?


ふぅ…


日本語は難しいですね。