金時豆の甘煮 | 千歳日記

千歳日記

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たとえどんな未来でも私は見届けてみせる

最後まで…必ず

以前から申し上げておりますが、私は豆が大好きです。

特に金時豆の甘煮が大好きです。

市販の金時豆の甘煮は甘さが強く、そして炊き上がりが硬めです。

なので私はあまり好きではありません。

保存性の面で言えばある程度のお砂糖を入れなくてはいけませんし、煮崩れを防ぐには固めに炊き上げるのは仕方ありません。

でも私は煮崩れたくらいの柔らかさが好きで、たくさん食べたいので甘みは抑えたいのです。

健忘録も兼ねて、私流の金時豆の作り方を此処に記しておきます。



材料(何時も作る量)

金時豆 250g
さとうきび粗糖100〜110g
米飴 大さじ半分くらい
甘めのお醤油 大さじ1弱
お塩 ひとつまみ

※お砂糖の量は豆1gに対して0.4g〜程度
※お醤油は原材料に『米』が入っているものを使用

一、金時豆を軽く洗い、一晩水に漬けておきます
ニ、お鍋をしたまま中火にかけ、沸騰したら火を極弱くにして20~30分茹でます
三、途中で二回ほどさし水をします。
四、好みの茹で加減になったら、茹で汁を捨てます
五、豆がかぶる程度よりやや多めの水を入れ、再度火にかけます(火加減は中火)
六、湯が沸いてきたら(沸騰しなくても良いです)お砂糖の1/3を入れて極弱火にします。
七、お砂糖を三回に分けて加え、最後にお砂糖を入れた時に米飴とお醤油を加えます。
八、工程六~七の間は50分程度です
九、火を止める少し前にお塩を入れます
十、火を止め、一晩置きます

※豆を茹でる時間は新豆なら20~22分(この2分間で固さが変わります)、日が経った豆は30分くらいです。

この茹で方ではほとんど豆の皮は破れてしまうので、綺麗に仕上げたい時は茹で時間を短くしてください。










新豆の季節が近づいてきました。

新豆購入の前に古い豆を消費してしまおうと思い、その為お砂糖の分量を確認したく、一年前に書きかけたままの日記を引っ張り出してきました。

さっと読みながら「そぅそぅ」とおさらい。

頭の中で煮豆の味を思い出したり。

煮上がるのが楽しみです。