陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり | 千歳日記

千歳日記

この先にある未来を…

たとえどんな未来でも私は見届けてみせる

最後まで…必ず

今日は二十四節気の『雨水』です。

まだ積雪が多い季節ではありますが、この頃から寒さは峠を超え、ゆっくりと春の暖かさへと向かっていきます。

春一番が吹くのもこの頃です。

また、山に積もった雪が融けて田畑を潤すことから、農耕の準備を始める目安とされていました。





雨水の日にお雛様を飾ると、良縁に恵まれると言われているそうです。

上にも書きましたが、雨水は雪が融けて水になる頃です。

水は命の源とされており、【水は母】という考え方があります。

そこから水の神様と子宝の神様がこの時期に降りてきて、安産となり子孫繁栄をすることから、この時期にお雛様を飾ると良縁に恵まれると言われています。





少し話は変わりますが…

お御籤に【待人】とあり、皆様は将来結ばれる人と考える方も多くいらっしゃると思います。

【待人】とは自分の運命を良い方向に導いてくれる人なのです。

それが恋人であったり、伴侶であったりする人もいるでしょうが、必ずしもそうとは言い切れません。

お雛様がもたらす良縁も、そう言った意味に当たる人もいるかもしれませんね。

人生において、良き師に出会うことは宝ですから。

そこから良き伴侶に巡り会えるかもしれませんよ(微笑)





私も小さな小さなお雛様ですが、文机の上に飾りました。



良い縁に恵まれますように。