まだ積雪が多い季節ではありますが、この頃から寒さは峠を超え、ゆっくりと春の暖かさへと向かっていきます。
春一番が吹くのもこの頃です。
また、山に積もった雪が融けて田畑を潤すことから、農耕の準備を始める目安とされていました。
雨水の日にお雛様を飾ると、良縁に恵まれると言われているそうです。
上にも書きましたが、雨水は雪が融けて水になる頃です。
水は命の源とされており、【水は母】という考え方があります。
そこから水の神様と子宝の神様がこの時期に降りてきて、安産となり子孫繁栄をすることから、この時期にお雛様を飾ると良縁に恵まれると言われています。
少し話は変わりますが…
お御籤に【待人】とあり、皆様は将来結ばれる人と考える方も多くいらっしゃると思います。
【待人】とは自分の運命を良い方向に導いてくれる人なのです。
それが恋人であったり、伴侶であったりする人もいるでしょうが、必ずしもそうとは言い切れません。
お雛様がもたらす良縁も、そう言った意味に当たる人もいるかもしれませんね。
人生において、良き師に出会うことは宝ですから。
そこから良き伴侶に巡り会えるかもしれませんよ(微笑)
私も小さな小さなお雛様ですが、文机の上に飾りました。

良い縁に恵まれますように。