
本文はここから
苦手なにおい…
生ごみとか腐ったにおいとか?
あと…少しは慣れてきたけど…血のにおいはやっぱり苦手です。
父様の手伝いで少しは慣れていたつもりだけど…程度が全然違うから(苦笑)
隊服についた血を落とそうと、擦れば擦るほど血のにおいが鼻をつき、酷い時は胃液が這い上がってきそうになる。
でも、弱音は吐かない。
これは彼らが命をかけている証拠なのだから。
彼らは私を守ると言ってくれた。
だから私は彼らに自分の出来る限りの事をしたい。
ただ守られているだけの自分で居たくないから。
繰り返し見る曖昧な夢の中でも、私は何度も咽るような鮮血を感じている。
それは例えようのない恐怖の中で。

又は自分自身が血塗れであったりする。

目が覚めるたび逃れようのない運命を呪う。
そして静かに現実へと意識を移していく。
逃れられないのなら最期まで走りぬく。
この先どんな困難があったとしても、それは私が自分自身で選んだ道なのだから。
あぁ!あとは汗の饐えたにおいも苦手だな(笑)
それと…
具合が悪くて寝込んでしまった時に沖田さんが持ってきた…

正体不明の黒い物体のにおいは、もう二度と嗅ぎたくありません(汗)
体に良くても二度と口にしないんだから!