大宮さんのBLのお話しです。
ご注意をお願いします。















O「好きな奴が泣いてたら…困るし!」


え…ちょっと待って


大野さん、

今、なんて…?


びっくりして

少し体を離して

大野さんの目を見ると


少し真剣な顔をした大野さんが

口を開いた



O「だから、俺はニノが好きなの!」


N「え…嘘…」


O「何でこんな時に嘘つくんだよ…」



ちょっと拗ねたような顔をしたあと

大野さんは


んふふっ

と俺の大好きな顔で笑った



その笑顔を見たら

なんかホッとしたのか

緊張が解けたのか


なんか涙腺が馬鹿になったみたいに

ぼろぼろぼろぼろと

涙が勝手に溢れて来た



O「おわっ、だから泣くなって!」



めちゃくちゃ眉毛を下げた大野さんは

これでもか!と俺を

ぎゅぎゅぅ〜と抱きしめて来た



N「痛い痛い!

ちょ、加減してよ!」


O「や、ごめん!」



俺が訴えると

ぱっと腕を緩めてくれて


俺と大野さんは目が合って


N「ぷっ」

O「んふふっ」


「「あはははははは!」」



二人で顔を見合わせながら

ひとしきり笑い転げた