大宮さんのBLのお話しです。
ご注意をお願いします。










俺はプールの敷地内にある
軽食を扱う売店のカウンター担当

潤くんも同じカウンターで働いてる

相葉くんだけは奥のキッチンの中でも
一番暑そうなフライヤー担当になってしまって
毎日汗だくになっていた



そんなある日の事、

パタパタパタ…

比較的空いていた俺のレジの前に
こんがりと日焼けした男が
慌てた様子で走ってきた


O「…ねぇ、
ここって、ポカリとか置いてない?」

N「…ポカリですか?」


あれ、このポロシャツって確か、
同じスタッフの…


N「えと…アクエリなら…」

S「智…くんっ!」


あれ、スタッフポロシャツがもう一人
後を追うように駆けてきた


O「翔くん、走っちゃ駄目じゃん!」

S「智くん、俺、具合悪くないからね!」

O「…え?」


こんがり男が目をパチクリさせて
後から来た男を見る


S「確かにヤバいって言ったけど、
外の暑さがヤバいんであって
俺の体調はヤバくないから!」


O「……そうなの?」

S「そうだよ!
紛らわしかった?」