よく私は貧困について書いていますが、日本において貧困なんて存在するの?と思っている方もいるのではないでしょうか。
最近はテレビでも「貧困」というテーマが取り上げられるようになったみたいです。
以前は「シングルマザー」は取り上げられても、そこでは「貧困」というテーマはあまり全面に押し出されていなかった気がします。
「貧困」とは、日本においては主に相対的貧困を指します。
逆に、絶対的貧困とはアフリカの飢えに苦しむ人々などのことを指します。
相対的貧困は国民の所得を計算し、ある一定ラインよりも収入が少ない人々を指します。
つまり、どう見ても貧しい人々か、誰かと比べると貧しいの違いですね。
では、相対的貧困は大したことないかというとそういうわけではありません。現在は特に働いても働いても最低限の生活ができない「ワーキング・プア」や路上生活者、家庭の貧困が原因となる子どもの貧困などが問題となっています。
特に子どもの貧困は、子どもには全く責任がないという点から非常に深刻です。
この話題を取り上げるにあたって、私が読んだ本の中で一番古いのが河上肇の貧乏物語です。
最近はテレビでも「貧困」というテーマが取り上げられるようになったみたいです。
以前は「シングルマザー」は取り上げられても、そこでは「貧困」というテーマはあまり全面に押し出されていなかった気がします。
「貧困」とは、日本においては主に相対的貧困を指します。
逆に、絶対的貧困とはアフリカの飢えに苦しむ人々などのことを指します。
相対的貧困は国民の所得を計算し、ある一定ラインよりも収入が少ない人々を指します。
つまり、どう見ても貧しい人々か、誰かと比べると貧しいの違いですね。
では、相対的貧困は大したことないかというとそういうわけではありません。現在は特に働いても働いても最低限の生活ができない「ワーキング・プア」や路上生活者、家庭の貧困が原因となる子どもの貧困などが問題となっています。
特に子どもの貧困は、子どもには全く責任がないという点から非常に深刻です。
この話題を取り上げるにあたって、私が読んだ本の中で一番古いのが河上肇の貧乏物語です。
- 貧乏物語 (岩波文庫 青132-1)/岩波書店

- ¥713
- Amazon.co.jp
執筆なさったのが大正5年ということで、戦前に書かれたものとなります。
河上肇とは、当時の経済学者でマルクス主義者でありました。
マルクス主義者であることはともかく、彼はいかにして貧乏人をこの世からなくすのか、ということをこの中で述べています。
歴代の経済学者に対する批評や、折々に散りばめられた詩も面白みがあります。
いやほんと、経済学を学ぶならこれは読んだほうがいいです。
そして戦後は高度経済成長期に入り「一億人総中流階級」と呼ばれ、貧困はなくなったかに思えました。
ですがバブルが崩壊し、小泉内閣の「規制緩和」路線によって労働者はグローバル化の波に晒されます。
そして雇用やセーフティネットが崩壊し、また新たに貧困の問題が浮かび上がってきました。
そこで、2006年に発売されたのが以下のものです。- 労働ダンピング―雇用の多様化の果てに (岩波新書)/岩波書店

- ¥864
- Amazon.co.jp
ここではグローバル化によって規制が緩和され、労働者が商品と化したと述べています。
日本型雇用慣行(年功賃金・終身雇用・企業別労働組合)は会社側の負担が大きいため、雇用に多様化を持たせる必要がある、ということで労働者派遣法は改正されました。
その結果、労働者はいかに安く使えるのか?ということが問われだしました。
非正規労働者は安く使い倒され、社会保障の枠からも抜け落ちてしまいます。
一方で正社員は非正規と比較して、より多く働くことを強要され、長時間労働(→過労死)となるのです。
著者は女性であるため、ジェンダー視点も多く取り入れられています。
またグローバル化の弊害というとき、次の本も参考になります。- 新・反グローバリズム――金融資本主義を超えて (岩波現代文庫)/岩波書店

- ¥1,058
- Amazon.co.jp
内容は経済のものなので、難しいですがグローバル化によって何が変化したのかということが詳しく書いてあるため、面白いです。
疲れたので、終わります。そのうち続きを書きます。
- 新・反グローバリズム――金融資本主義を超えて (岩波現代文庫)/岩波書店
- 労働ダンピング―雇用の多様化の果てに (岩波新書)/岩波書店