
年明けだったか、あるテレビ番組でユーミンの事が紹介されていたのだか、彼女の沢山あるエピソードの一つにこんな泣ける話が・・。
ユーミンがラジオのパーソナリティ(いわゆるDJ)をやっていた時、彼女のもとに一枚の葉書が寄せられた。
差出人は長崎の五島の離島である奈留島の高校生女子。
私の学校は離島にあり、分校のため校歌がありません。ユーミンに作ってほしい

いやー、この女の子もすごいですが、その依頼に応えたユーミンも凄い。
そして出来上がったこの名曲が、「瞳をとじて」荒井由実の旧姓で出されていたユーミンの2ndアルバムは1976年アルバムチャート1位に輝く名盤。
友人の谷川さんに貰ったCD早速ランチタイムに流していますが、凄く懐かしい

多摩美出身のアーティスティックな感性が随所に溢れたこのアルバムは今でも全く古さを感じませんし、むしろコンピューターミュージックに支配された感のある現代音楽とは明らかに違う良質の音楽です。
名盤の陰には名人あり。
マイケルのスリラーには当時の凄腕ミュージシャンが録音に加わっていますが、ユーミンのこのアルバムにも、ギターで鈴木茂さん、コーラスアレンジで山下達郎さん、パーカッションで斉藤ノブさん、コーラスでハイファイ・セットの山本潤子さん、勿論プロデュースは後に旦那さんになった松任谷正隆さんなど、そうそうたるメンバーです。
今出ているCDはリメイク版で、オリジナル(アナログレコード)は山下達郎さんのコーラスが入っているらしい。
版権の関係で彼の声が擦り代わっているのは残念というほかありません。
家にレコード眠っているひと、ぜひ聞き直してみてね
