
お宝その③です。
言わずと知れた、ギネス公認世界で最も売れたアルバム、THRILLERです。
俺の記憶では、記録は4000万枚から始まったのですが、いまでは一億枚を遥かに超えて、更に売れ続けています。
さて、このアルバムが発売されたのは1982年頃?
アナログレコードは過渡期を迎えつつありました。
定かではありませんが、後にCDいわゆるコンパクトディスクがアナログレコードに取って代わる世代交代の時期にきていました。
アナログレコード盤と違って、デジタルでの信号読み取りは、針のように接触面を持たず、従って針の摩耗もレコード盤の音溝の摩耗もない、手入れや取り扱いも簡単で、コンパクトさ故に保存も楽です。
さらに、CDケースの最後の方には決まって高音質がうたってあります。
しかし、ちょっと待ってくださいよ?
本当にCDはアナログレコードに比べて音が良いのか?
俺の中では、答はノーです。
確かに、CDは雑音ないし音圧高い、チャンネルセパレーションも高いですが、残念ながら音そのものは痩せているように思います。
ここには、通常盤のアナログレコードはないので、一概に比較対照はできないのですが、俺のお宝、THRILLERのデジタルリマスター盤は凄いですよ

当時のSONYが最高の技術を至るところで注ぎ込んだ、音の宝石箱です。
その、デジタルリマスター盤については後ほど説明するとして、解りやすく違いを言うとこうです。
しばらくはこのアナログレコード盤を聴いていたのですが、家にCDデッキを買ってからは、レコードはいつしか隅に追いやられ、CD一辺倒の音楽生活になりました。
しかし、なにかもの足りない

その何かは、この前の休日に、なすびん氏と行った音オタの夕べの時に明らかになったのです。
なすびん氏の協力を得て、久しぶりにこのアルバムTHRILLERに針を落として愕然としました。
THRILLERの楽曲をご存知な方はお分かりですが、この曲はイントロは、木のドアの開くきしみ音から始まるのですが・・目を閉じればまさに、そこにドアがあって、ぎーっと

リアルすぎます。

方やCDで再生してみると・・まったくリアルさがありません。それらしき音がなっているだけで、目の前にドアは見えてこないのです。
お家にアナログレコードがある人、もう一度、レコードを見直してみませんか?