こんばんは、philosophiaです。
今日は、本格派経済学の書籍をご紹介したいと思います。
それは、コチラ
↓
トマ・ピケティ著「21世紀の資本(LE CAPITAL)」です。
カバーをはずすと、
なかなか渋い装丁です。
運良く初版本を入手できました。
みすず書房と言えば、哲学や心理学の専門書を多く出版しているところですが、
この書籍は、本格派の経済学の本です。
著者は、フランスの方で2006年パリに創立された
<パリ経済学校>の初代校長を務めた人でもあります。
現在、世界の経済学部ランキングの7位に浮上し、
注目の学校です。
また、アメリカをはじめ、ヨーロッパでも翻訳された
「21世紀の資本(LE CAPITAL)」は、
世界中で、今最も注目と話題の経済学の本でもあります。
(Amazonでも経済学のカテゴリーで、ランキング1位が続いています。)
その中身とは、世界中の膨大な税務記録をもとに、
歴史的な経済的格差を<資本主義の法則>というアプローチを使って
書いている本です。
<資本主義の法則>と言えば、
カール・マルクス著「資本論」が引き合いに出されますが、
ご本人は読んでいないそうです。
大学時代のゼミでいわゆるマル経を学んだ一人として、
当時、マルクスは左翼の方に都合よく利用されていたのを
覚えています。
個人的には、初期マルクスの<疎外論>を卒論のテーマにしていて、
最近本屋でちょうど、この本を見つけ読んでいました。
マルクスの「資本論」とピケティ教授の「21世紀の資本」は、
どちらの本も違うアプローチで<資本主義の力学>を解明しようと
挑んだ著作という点では、今後名著になる予感がします。
現在、<パリ白熱教室>(全6回で、毎週金曜日NHKのEテレ23:00~)は、
毎回欠かさず録画して講義を視聴しています。
興味のある方には、オススメの番組です。
経営者の方には、きっと必読書になるでしょう
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